ソウルフードと言われて思い浮かぶ料理がいくつかある。

トッポッキ、ジャージャー麺、牛丼、キンパ、豚肉のキムチチゲなど…。書き出してみると韓国料理ばかりになりそうだ。自分では西洋的な味覚だと思っていたが、考えてみればありふれた韓国人の好みだった。

好きな料理の中で今日取り上げるのは「チャパゲティ」である。ジャージャー麺+スパゲティという、どちらも外国料理でありながら融合して韓国独特の食べ物となった。酒を飲むと自然にラーメンが欲しくなるのもまた韓国人特有の習性で、最近ではバーでもラーメンやチャパゲティを提供するところがある。

ところが、このチャパゲティに特異点が現れたらしい。ネギキムチ+チャパゲティの組み合わせが流行しているというのだ。
私が訪れた孔徳駅にあるバー「価値」で食べたチャパゲティもまさにそれだった。

 

 

誰かが釜山で流行らせたスタイルだと聞いたが、定かではない。どこから来たのか分からないが、私はソウルでネギキムチチャパゲティを食べることになった。

「ネギキムチ・トリュフチャパゲティ」という、13,000ウォンもする高級ラーメンを食べながら、トリュフオイルを加えたチャパゲティの調理法を知ることができた。この料理に払ったお金は食事代というよりも授業料に近かった。

この料理を作ってくれた女性店主の腕には派手なタトゥーがびっしり入っていた。一緒に働く若い男性にもタトゥーがあった。最近の若者にとってタトゥーは単なる流行なのかもしれない。ファッションだと思っているようだが、私はそう思わない。ファッションはTPOに合わせて変えられるものだが、タトゥーはそうではない。むしろ整形手術に近いと私は考える。

ネギキムチ&チャパゲティ、この組み合わせは正解なのだろうか?

ネギキムチのほろ苦さと香り、チャパゲティのインスタント感ある甘いジャージャーソース味が鮮烈なコントラストを描き、口いっぱいに広がった。向かい側には酒瓶とグラスが照明を反射しながら並んでいた。左の壁には大きなプロジェクターで江辺北路の道路状況が中継されている。背後ではフランス語らしき言葉で外国人男女がにぎやかに話していた。聞くところによると、この店は地域のたまり場のような存在らしい。

私はネギキムチが嫌いだ。だからネギキムチ&チャパゲティの組み合わせはタトゥーと同じく理解しがたい流行だ。だが、トリュフオイルを使うというアイデアだけはしっかり覚えておこう。

バーでは変わったラーメンがよく売られる。人件費+感性を加えた高価なメニューが多いからだ。家には酒類とバー用品を揃えてあるので、あとは珍しいラーメンさえ準備すれば本物の「ホームバー」が完成する。