今日、職場の休憩室でアルバイトのおばさん(推定40歳すぎ)が携帯でなにやら話していた。


「そう、どうなるか、わからないのよ~。」

 

あまり仕事以外のことで話したことなどないおばさん。

「ズズズズ」 カップラーメンのスープ飲んでる俺。



「もし、降格したら試合数増えるし・・・。」



ズズッ。なに!?(・.・;)


「次、横浜戦なのよ。うん。休み取ってるから大丈夫。」


あきらかにJリーグのことを話している・・・。


電話を切り、仕事へもどろうとしてるおばさんへ、俺は思わず声をかけた。

「○○さん。すいません。電話の会話、ちょっと聞いてしまったんですが、Jリーグの話ですか?」


「そ・そうなんです。」



「どこ応援してるんですか?」      
















東京ヴェルディ


「おおーー。マニアック!」と言いそうになったが、飲み込んだ。

「おおーー!!そーすっかぁ。いつ頃から見だしたんですか?」


「Jリーグ始まってから。」


「おーっ!長いですね 俺は最近になってなんですが、新潟応援してるんですよ。」


「あー新潟、うんうん悪くない悪くない。新潟、なかなかいいよね。」

と、言い残し仕事へ向かうおばさん。


けっこう前からアルバイトに来ていたおばさん。

地味でちょっと取っ付き難かったおばさんがヴェルディサポか・・・以外だった。Jリーグ開幕時にはミーハーっぽいチームだったヴェルディ。今は渋いと思う。今までずっとサポだったおばさんが なんだかいい人に見えた。