今季最終戦となるエンゼルス×レンジャース戦。5番DHで出場した松井は先制の21号を含む2安打!チームの勝利に貢献した。パワーとテクニカルが一体した実に松井らしい一発だった。

これでエンゼルスの全日程は終了、松井秀喜の今シーズンも終了した。二年連続世界一を目指してここまでひたすら頑張ってきた松井に、とにかく"お疲れさま"と言いたい。
昨年のヤンキース・ワールドシリーズMVPから、まさかの電撃移籍。慣れない西地区での激動の一年間、ここまで本当に過酷な戦いだったと思う。

今季のエンゼルスはメジャー球団一長い移動時間と言われていて、その消耗の影響かは分からないが、エンゼルス打線全体が沈黙してらしくない試合がとにかく多かった。
松井も7月上旬あたりまでは全く振るわない時期が続いた。それでも後半になるにつれ本来の力を発揮し、特に9月は素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。

バッティングは安定性に欠けるシーズンとなったが、体調面は一年通して健康そのものだった。
怪我などまるで無縁、ゴジラの様にタフでパワフルなかつての松井秀喜が戻ってきてくれた様で嬉しかった。膝の故障があれほど懸念されていた昨年~今年の春までが嘘だった様に、松井は打撃に走塁に守備に、躍動を見せてくれた。

もちろん松井自身の中では痛みや不安との戦いはあったのかもしれないが、結果として一度も怪我が無く無事にシーズンを乗り切った事は本当に今年一の収穫だった。




松井秀喜の今季成績

試合144
打率274
本塁打21
打点84
安打132

打率は昨年とほぼ変わらず、本塁打、打点はやや減少。
守備に就ける機会が出来て、出場試合数、安打数は共に増加。



オフの去就はまだ未定だが、報道によるとエンゼルス残留の可能性は五分五分とされている。契約されなかった場合、獲得には古巣ヤンキースやホワイトソックス、マリナーズが興味を示しているという話もある。
松井の様に優秀な左のクラッチヒッターは打線強化を狙うチームには魅力的だろう。私としては松井のプレイが見られるのであればチームはどこだって構わない。ファンは皆同じ思いに違いない。

そして、日本に復帰という可能性もある。私としては、松井が日本に戻るのはあまり好ましくない。
もちろんいつかは日本に戻ってきて、本場大リーグで培ったパワーと技術で60本打ってほしいという思いもある。だけどそれはまだ先の話であってもいい。
松井にはまだまだアメリカの地で活躍して、我々に夢を見させてほしい。


今年一年、松井が試合に出続けてくれたおかげで毎日が刺激的で退屈しなかった。一年間、本当にありがとう、そしてお疲れさまでした。

今日のアスレチックス戦、松井は6番DHで出場。
みごと決勝打点を含む2安打1打点の活躍!今日はいつも通りの好球必打で、松井らしい内容だった。
今は試合に出れば必ずこれぐらいの仕事はやってのけてくれるから頼もしい。

そして、ひそかに迫っている(日米)通算2500安打まであと5本。これは何とか今季中に達成しておきたい!
現在2495本で、今季残り5試合なので一試合一本ペースで達成可能。
出場数次第では厳しいが、松井ならば5試合のうち3試合も出場機会を与えられれば十分やってくれると思う。
2500安打を打てば、次はおのずと「3000本」に意識が向いてくる。
3000安打を達成すればNPBとしての記録では張本勲、イチローに次ぐ3人目の快挙。
まだもう少し先の話だろうが、松井が今まで通り普通にプレーをしてればあと4年、長く見積もってもあと6年程度で必ず達成してくれるだろう。
松井がこれから一年でも長く現役を続ければ、それに伴い多くの大記録が生まれる。そういった積み重ねの数字にも注目しつつ、今後も末長く松井秀喜を応援していきたい。
エンゼルスは残り11試合。松井は出場する試合はひたすら打つのみ。打撃は依然好調をキープしている。
とにかく一安打でも一打点も上積みしてシーズンを終えたい。

そして、イチローは200本安打まであと2本!10年連続のとてつもない偉業達成まで目前だ。