リーグ戦の前期最終試合は、ホームでV日立栃木ウーヴァとの試合でした。ここまで6連勝のゼルビア。全勝でリーグ戦の折り返しなるか。

前半の主導権を握ったのは、日立ウーヴァ。ゼルビアは受けに回ってしまいます。

相手チームの積極的な試合運び。それに中盤からのプレッシャーになかなか思うようなボール回しができません。

そんななか数少ないチャンスですが、前半終了間際に、2トップの連携で1点を先取。ほっとしてハーフタイムです。

後半ンのゼルビアは格段に良くなりました。ボールが回りペースはこちらへ。61分には左サイドからの連携で最後は山腰選手がゴール。続く、80分には交代出場で入ったばjかりの柏木選手がドリブルでゴールライン際へ。そこで計算しつくされたセンタリングを勝又選手がゴール。これで3-0。楽勝の予感でした。

ところが。終了5分前に日立ウーヴァにゴールされると、その2分後にも点を取られます。これで3-2.残り数分はどうにか堪えて、とにかく勝利となりました。

いやいや、ひやひやさせてくれます。おかげでスタンドは沸きましたが、あまり健康的な盛り上がりではないですね。反省点は反省しつつ、それでも全勝はおめでとうございます。


スタメン

GK 白子

DF 森川 雑賀 小池 津田

MF 酒井 柳崎 石堂 蒲原

FW 勝又 山腰


交代

80分 柏木IN←山越OUT


得点経過

38分 山腰

61分 山腰

81分 勝又


今日の表彰

殊勲賞=山腰選手・・・・・・すっかり頼れるFWです。きちんと決めるべきところで2点も取ってくれました。決定力は並じゃないです。開幕当初の驚きは失せても、コンスタントにFWとして点を取ってくれます。今日は自由に仕事でできる場面がすくなかったなかでの2得点でした。

敢闘賞=蒲原選手・・・・・・試合ごとに動きがよくなってきます。ドリブルは相手からみると取れそうで取れない。実に巧みに緩急をつけながらボールをコントロールします。今日もそのドリブルと、運動量で相手守備陣を翻弄しました。

技能賞=勝又選手・・・・・1点目のアシストといい、3点目のゴールといい。いまやゼルビアの切り込み隊長です。ボールをもったら何かが起こりそうだし、相手ディフェンスへの前線からのプレッシャーは、大きくチームに貢献しています。

MBP賞=酒井選手・・・・・・2点目の山越選手のゴールは酒井選手からの冷静はパスからでした。年齢を感じさせない運動量とともに、今日はは要所要所で自軍の穴を埋めていました。時にスライディングで相手ボールを奪うような場面も。最後に2点を取られ、1点差となったところで、チームを引き締めたのも酒井選手でした。自ら真っ先に相手のボールを追いまくり、浮足立ったチームに、勝ちきるマインドを見せつけました。ベテランここにある!

2点目は左サイドへの飛び出しから角度のないところから思いきってのシュート。前線からのプレスや果敢な飛び出しなど、いまやゼルビアになくてはならない選手です。

『僕たち「海外組」がホンネを話した本』秋元大輔編著、東邦出版、2008年8月発行、1333円(税別)


サッカー選手、27人へのインタビュー集です。すべての選手が海外でプレーしたことのある、いわゆる「海外組」。とはいえ、ジーコが愛した稲本、高原などの代表レベルの選手を取り上げたものでありません。代表云々ではなく、編著者の聞きたかったことは、日本という母国を捨てて、異なる文化のもとでプレーした経験です。

登場する選手は、前園真聖、松原良香、城彰二といった有名どころもいれば、全国区で知られていない選手もいます。

これだけ多くの日本人が海外でプレーしていうことは驚きです。

ヨーロッパや南米だけではなく、東南アジアやアフリカまで、サッカーを求めて赴く日本人がいるとは。そしてさまざまな文化や習慣の違いに戸惑ったり、一方で、サッカーでプレーすることの共通点から違和感がなかった様子が伝わってきます。


さて、ここでゼルビアに関連した2人の選手が登場しています。

一人は昨年までゼルビアを支えた谷川烈選手。彼はゼルビアに来る以前にアメリカでのプロ選手経験があります。本書でそのあたりを語っていますが、今後についても語られています。そこにゼルビア愛を感じたのは僕だけでしょうか。


もうひとりは、お分かりの通り、キングこと竹中穣選手です。大学卒業後イギリスに渡り、そこで知り合ったFIFAの代理人の斡旋でリトアニアのチームに入る話は、何度読んでも面白いです。ゼルビアをJへ、などと途方もない目標を掲げてここまでひっぱて来た竹中選手らしいエピソード満載です。

関東リーグとは言え、全国的な注目を集めだした町田ゼルビア。最近、書籍などで取り上げられることも多いので、それらを紹介していきます。


『股旅フットボール』宇都宮徹壱著、東邦出版、2008年8月出版、1500円(税込)



全国地域リーグで活躍するチームを紹介します。香川、金沢、岡山など多岐にわたります。この本を読むと全国のJ4クラスで、いかにJリーグ入りを目指しているチームが多いかが理解できます。、ゼルビアの敵はもやは関東にいない?と言っても、Jを目指すうえでは、決して侮れない他地域のチーム。どこの地域にも、地元クラブに熱い情熱を注ぎ、知恵を絞ってチームづくりをしている人たちが沢山います。ゼルビアの強力なライバルでありながら、同士とも思えてきます。

これまで東欧のサッカー事情などを取材してきた著者の宇都宮さんは、本書で日本サッカーの最も象徴的な場として、地域リーグを取り上げました。ここで綴られるいくつものドラマは、日本にサッカーが根づく鼓動を感じます。

町田ゼルビアは、昨年のリーグ戦終盤あたりに取材されて書かれたものです。丹念なインタビューから、ゼルビアの魅力と課題が見事に浮き彫りになっています。著者は横浜でもゼルビアの試合のあと、町田駅まで足を延ばします。そこで見た街の様子は、「渋谷と新宿と横浜を足したような街」と表現され、その地理的な都心との微妙な距離ながら独特の町田の空気を伝えようとしています。都会とも郊外とも違う。山の手とも下町とも表現できない、町田ならではの街の個性を再認識できました。

あと、やっぱり本書を読むと、ゼルビアは子どもたちを大切にしたクラブ作りをしてますね。


もう一つ、地域リーグと言えば戸塚監督。岐阜やMioの章で度々登場し、そのひょうひょうとした人柄がよく伝わってきます。