昨日は介護福祉士の国家試験日でした。多くの方が受験しました。受験生の皆さまお疲れさまでした。私も13年ほど前に受験しました。寒くて雪が降っていたのをよく覚えています。
この介護福祉士という資格は介護に携わる人が目指す資格です。この受験資格を得るには次の二つです。一つは専門学校に通い卒業する。もう一つは実際に介護の現場で働き受験資格を得るかです。ちなみに私は後者でした。
今日の話題は介護福祉士を養成する専門学校です。今日のニュースでこの専門学校の定員割れが50%を越えたというのです。理由は何だと思いますか?高校の進路指導です。
高三で将来介護の仕事がしたいと希望し先生に相談します。答えは君の学力なら大学も受かるよと説得します。つまり介護の世界に飛び込むのは勿体ないと先生が思っているんです。だから本人が望んでも他の道を薦めてしまいます。
介護はマンパワーが必用な仕事です。外国人を雇用するのも一つの政策でしょう。ではあなたが介護が必要になったとき外国人のヘルパーが訪問するのに違和感を何も感じませんか?文化の異なる外国人に神棚が理解できますか?仏壇が理解できますか?日本人と同じレベルでの理解は難しいでしょう。
昨日の受験者数も過去最低だったとか。日本の介護はどこに行ってしまうんでしょうか?多いに心配です。