皆さん、こんにちは。久しぶりのブログです。


今回は地元米子にあった、鉄道ミニ博物館「米子れいるろおど館」についてです。



私が米子れいるろおど館に通い初めたのは、約20年前でした。仕事で米子に転勤してきて間もない頃、商店街を歩いているとこの施設に出会いました。


中に入るとフロアいっぱいのジオラマレイアウト鉄道模型が好きだった私は一回で虜になりました当時、米子に転勤してきたばかりで、あまり交友がなかったのですが、れいるろおど館に通ううちに沢山の人に出会いました。


その沢山の人と、れいるろおど館と商店街を盛り上げるためにイベントを企画したり、オフ会と呼ばれる集会を開いたりと、様々なイベントをしました。


思い返せば、本当に沢山の人にお世話になりました


私は現在、自分の夢だった鉄道という仕事に携わり充実した日々を過ごしています。それも、れいるろおど館と沢山の人のおかげです。


当時の私は、夢だった仕事につき自己満足してしまい、生意気な若者でした。そんな時、私の仕事に対して様々な思いを持っている人が沢山いることを教えてくれた人がいました。


運転士という仕事に就きたくても就職がなかったり、家庭の状況で諦めたり、挫折したひとが沢山いるんだよと、そして鉄道を趣味とする沢山の人がいて、憧れを持つ子供がいるからね、大変だけど頑張って!と言われました。


その話をされた時、その方の顔を一生忘れることはできません。


また、私生活などの事情で、れいるろおど館でお世話になった沢山の人に感謝の気持ちを伝える事なく、2006年にれいるろおど館は閉館になりました。本当に申し訳なく思っています。


20年経った今も変わらずこの仕事を続けています。様々な思いを持つ人たちに恥ずかしい姿は見せられないと、仕事に誇りを持っています。


あと約20年、最後の時まで皆さんに感謝しながら走り続けていこうと思います。


この場をお借りして、本当にありがとうございました