王子動物園の再整備基本方針 みなさんのご意見を
再整備基本方針の「素案」が発表されました
各報道などですでに断片的にご覧いただいているかとは思いますが、2021年11月30日の委員会(総務財政委員会)で報告される内容を皆様にもご覧いただきたいと思います
その上で、素案に対する意見募集がございます(12月10日~翌2022年1月17日)ので、市に対しては多くのご意見をお寄せいただきたいと思います
以下、議会への資料をスキャンしたものを添付し説明
最後に、私の意見等を書かせていただきます
まず、王子動物園の位置と歴史について触れられています
過去に諏訪山に動物園があったことも記載されています
現況という事で、王子公園周辺が文化スポーツ施設が集積する学術文化のまちとして発展していること
兵庫県立美術館や横尾忠則美術館などがあり、黄色点線で示されたミュージアムロードと呼ばれていることなどが紹介されています
施設概要および課題という事で
各種施設がかなり老朽化していることなどが触れられています
・動物園の展示方法が陳腐化
・オープンスペースの大部分が駐車場になってしまっている
・陸上トラックが日本陸連の公認を除外されてしまった
・プールが屋外であり期間限定利用(ほぼ2か月しか利用なし)
など
再整備の意義として
書きぶりからは
まず、「大学の誘致」
あわせて、
「動物園のリニューアルとスポーツ施設等の再編による周辺一帯の活性化」
と記載されています
意義を踏まえて、コンセプトとして
「グローバル貢献都市を先導する学術・文化・スポーツ拠点の形成」
がうたわれています
ゾーニングが記載されています
これについては、かなりの賛否があると思われます
既にこのニュースに対するSNSなどのコメントでは、遊園地の廃止が残念であるという声が多いのではないでしょうか
ゾーニング図にあるように
オレンジのエリアがスポーツゾーン
ピンクのエリアに大学誘致
青いエリアが動物園ゾーンとされています
ゾーニングでもわかるように、大学が新たに入ってくるために、廃止しなければならない設備などがあり
文字で「存続」「新設」「見直し・廃止」施設を記載されています
期間限定でしかオープンしていなプールの廃止、スタジアムを北側に移動させるためにテニスコートの廃止、補助競技場の廃止なども記載されています
今後の進め方として
当基本方針はゾーニングを示すものであり、基本方針を元に、各戸別施設の内容やデザインなどを別途検討することが述べられています
まず、この「素案」に対する市民意見募集が行われ
意見を反映した「案」が2022年(令和4年)2月に常任委員会に報告される
2022年度以降(令和4年4月以降)に各施設基本計画を策定
という流れを想定しているという事です
以下は私の意見です
・素案とは何か?
素案とは、まさに元の元となる案です
日本語としては案があってこれをたたき台にするという感覚ですが、行政的な感覚ですと、素案の段階ではまだ変更が可能
案になると変更が原則不可能という感覚です
ですので、ご意見がある場合は素案の段階でお願いします
案に移行してしまってからでは後の祭りです
・ゾーニングについて
神戸市の例えば都心再整備でもそうなのですが、余剰している土地が少ない事から、再整備やリニューアルをするときには
空き地に色んなものを建設するような感覚ではなく
工事をする順番やスペースを検討しなければなりません
新たに大学を誘致しようとしている事もあり、「せせこましい」イメージになってしまっています
大学を追加し、更に今あるものを出来るだけ残そうとするために、多くの施設が中途半端なサイズになってしまっているのではないか?と思われます
・大学について
まず、大学ついてですが、「学術文化の中心とするために」という事であれば、確かに大学の存在は有効です。
しかし、人口減少対策のために大学誘致という方針も聞いています。神戸市の人口減少問題の主な要因は、大学卒業後に就職のために東へ人が出て行ってしまうという事ですから、大学誘致でこの問題を解決することは出来ません。むしろ大学誘致をしても意味が無いのです。
職場である企業を誘致するか、人が長く住みたいと思えるようなものを整備するべきですね。
また、この面積しか確保できないため、大規模なものを整備するのは困難です。したがって、単科大学か大学の○○キャンパスなどというものになると思われます。
さらに言うと、大学からは固定資産税は取れません。
・スポーツゾーンについて
明らかに面積減少、機能減少となっています
神戸市の海側はスポーツできるスペースが少ないのですが、この計画で余計に減少してしまう事になります
・動物園について
ほぼ現状維持、プールが廃止される部分があるため、この土地を活かして老朽化した展示施設を順繰りに更新していく事が考えられます。
遊園地が廃止され、立体駐車場になるため、その境界では少し圧迫感のある雰囲気になってしまうおそれがありますが、デザインで何とかカバーできるか?というところです。
駐車スペース自体は、補助競技場を臨時駐車場として使用した場合と同程度のキャパシティーになるという事ですので、自家用車で動物園に来られる方の利便性については残念ながら向上するわけではありません。
・遊園地について
見た通りの廃止となってしまっていますが、これは悲しいですよね
以前はポートピアランド、西区にアリバシティなどがありましたがこれが無くなると北区フルーツフラワーパークの遊園地だけになってしまいます。「USJみたいにせよ!」とは言いません、このサイズの古くてもレトロな良さがいいのです。中学生以上?は楽しめないかもしれませんが、小学校低学年くらいまでの家族連れであればこの遊園地は本当に楽しい一家団欒の時を過ごせる遊園地です。
私が以前から主張している事なのですが
「動物園はもっと広いスペースに整備するべきだ」と考えていますがどう思われますか?動物愛護や動物との共生が重視される流れが強まっていることもありますが。
世界の動物園は、広いスペースで動物本来の生活を見たり触れたりすることがトレンドです。狭い場所に閉じ込めたような設備は動物も望んでいないのではないか・・特にゾウなどは他の動物園と比較しても面積が狭くなってしまっています。
北区や西区などスペースのある場所に(最近よく多井畑にスペースがあるという話題もありますね)動物園を移転し、動物園だけではなく
動物愛護や、畜産などの研究も合築した総合的な再整備を検討するべきであると考えています。
北区に。。。というのは私が北区選出なので北区を活性化したいからだろう?と思われるかもしれませんが、その要素は5%くらいで
市全体の事を考えるとその方が良いと信じています。
灘周辺の皆さんからは、王子から動物園を取るな!と思われるかもしれませんが、ヘビーユーザーの皆さんは別として、年に数回行くか行かないかの施設、大混雑する駐車場ではなく郊外に広くて駐車スペースも完璧。
公共交通機関と直結させる事で、マイカー利用のない方の利便性を確保するとともに、公共交通機関利用者の増加も見込めます。
スポーツは素晴らしいものです
体を動かす事で健康寿命が延びますし、こどもたちがスポーツをする姿を見たり、応援することはこの上ない幸せです
動物園を仮に移転させ、このエリアをスポーツゾーンとして振り切ってしまう事ができれば、面白いですよね。
個人的には、動物園は郊外に移転、この土地はスポーツに振り切り
大学+スポーツゾーン
もしくは
スポーツゾーン+住宅地供給
これが良いと思います
郊外移転が難しいのであれば
王子公園は動物園ゾーン+大学かスポーツゾーンどちらか
にして、動物園+大学にするのであれば
スポーツゾーンは別の場所にしっかり整備する!など
大きな絵を描きたいところです
大倉山の文化ホールを移転した後の土地利用や
ポートアイランドの空き地を含めたポートアイランドスポーツセンターのリニューアルも絡めた計画にすべきでしょう
勝手な私見を色々と書きましたが、市政は皆さんの意見で成り立つものであるべきです。ご意見が多く出ることで、市政自体が活性化することも望まれますので、素案にたいするご意見を多くお寄せいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
以下加筆2021.12.10
本日より年明け1月17日まで当王子公園の再整備基本方針に対する意見募集が以下のHPから応募することができます
募集にあたっては、住所・氏名などの記載が必要になる事など、条件がございますので、注意事項はよくお読みください
多くの皆様からのご意見をよろしくお願いいたします
王子動物園/王子公園/意見募集/パブリックコメント
神戸市会議員
五島だいすけ








