今日は理系のセンター等で重宝されることが多い地理のお話です。
結論から言いますと…
地理は連鎖ゲーム
ということです。
統計等で覚えることが多々ある地理ですが連鎖して分かってくるととても楽しくなります。
早速ですが例を挙げます。
瀬戸内海は瀬戸内海型気候です。
瀬戸内海型気候は降水量グラフで言うと凹型になってます。
つまり、夏に雨が少なくて
言い換えれば晴れが多いわけです。
雨が少なくて発展する産業は野ざらしで船を造る造船業です。広島の呉が戦前から造船業が盛んなのはこういう背景があります。
また、雨が少なくて晴れの日が多いと
愛媛のみかんや徳島のスダチなど柑橘類がよく育ちます。
また、瀬戸内海は太平洋や日本海と繋がっているものの四国と九州、山陽、近畿に囲まれていて波が穏やかです。
波が穏やかなのでイカダを想像できる養殖業も盛んなのです。
こんな風に連鎖させてまとめあげると
どうでしょう?
覚えやすくないでしょうか?
全て理屈が通っているので間違えて覚えることもないでしょうし、アタマにすっと入ってきます。
地理の覚え方は連鎖ゲームでした。
