ここ2週間ほど薪割りをしていません。

山には、倒した木が放置されており、早く成仏させねばと思っているのですが、家の引き渡し間近の為、打合せと確認でとても山まで行く時間がありません。


しょうがないので斧の手入れをします。

普段も行っているので、切れが悪いわけではないのですが、まあいいか。

木の灰汁で金属の刃は濃い紫色に変色しています。


斧と薪と熾きの日々-斧①

斧と薪と熾きの日々-斧②

エンジンオイルをしみこませたオイルストーンで優しく丁寧に研ぎ、エッジを落とせば鉛筆も削れる斧に蘇ります。でもここまで研ぐ必要性は全くありません。


刃の本体部分は、コンパウンドで磨いてピカピカにします。でも薪割り一振りで灰汁により変色する為、これも全く無駄な行為です。


わかっていても手入れがしたくなる不思議な性。
斧と薪と熾きの日々-斧③


この鋭さ。西洋の斧はこの鋭さで薪にめり込んでいくようです。

パワーと刃の厚みでへし割っていく和斧との決定的な違いです。
斧と薪と熾きの日々-斧④


ピカピカ。つい見とれて、更に『金属ピカール』で磨き始める自分。
斧と薪と熾きの日々-斧⑤