突然ですが。。。
5月の末に、交通事故に遭いました。
今は大分、心身共に落ち着いてきたので、
ごっちんブログを読んで頂いているライダーさんにも、
注意を促す意味でも発信したいと思い、書かせて頂きます。
どうか、最後まで読んで頂けると幸いです。
まず、どんな事故であったか、文面で分かりにくいかと思いますが、
ご説明させて頂きます。
高架(首都高)下の一般道(海岸通り)を、
自分がバイクで左車線を走行中に、
それと並走して右車線を走っていた乗用車(ステーションワゴン)に、
交差点進入と同時に、左に急ハンドルを取られ、巻き込まれた。。。
といった事故です。
ウィンカーやハザード等の指示もなく、
交差点内で右車線を走っていたステーションワゴンが左へ曲がってきた理由は、
緊急回避によるもので、実はもう一台この事故に関与した車(セダン)がいたのです。
そのセダンは対向車で、右折をしたかったようなのですが、
高架下の柱で区切られた右折レーンに入らずに、直進レーンから違法に右折してきた車でした。
本来であれば、その右折レーンの信号機は赤信号。
本線の信号が赤に変わって流れが止まったら、矢印の合図にしたがって、右折するような流れです。
その交差点には、白バイが二台も居たのに、
交通違反のセダンに誘発されて、
安全運転をしていた自分とステーションワゴンが巻き込まれてしまった…
そして、
不幸にも自分はタンデム走行中でした。
同乗していた相方は、ステーションワゴンを飛び越えて落下し、
あごの骨3ヶ所骨折と、
肝臓出血。
他にも歯が折れてしまったり、鞭打ちや打撲があり、
医師の話では、
「命が一歩間違えたら取り返しが付かなかった。」
不幸中の幸いで、その時の時速が35~40キロくらいと、低速だった為、
致命傷にならなかったのかと思います。
もし、法定速度相当(50キロ)等で走っていたら。。。
事故当時の、相方が横に倒れて動かない様子や、
現場の血溜まりがフラッシュバックする度、
恐怖心が止まないです。
そして、正直、
悔しいです。。。
自分が大好きなバイクで、みんなとその素晴らしい世界を共有できたらどれだけ素晴らしいかと思っていたのに、
自分以外の大切な人をバイクによって傷つけてしまった事を…
相方も、一命は取り留め、
4日間の集中治療室から2週間以上のベットで仰向けで寝たきりと、
食べ物が食えない点滴の生活を経て、
本日、CTの検査結果次第で退院の目処がつくとのことなので、
少しほっとしております。
一番の被害者は、自分の相方であって、想像を絶する入院の過酷さを、
目の当たりにしているので、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
自分の怪我は、右手人差し指を全6針縫う程度の怪我で、
大事には至りませんでしたが、
沢山の方に迷惑と心配を掛けてしまっております。
CBは。。。
保険の過失割合的には0対10なのですが、支給される金額次第ですが、
今は何とも言えない状況です。
知らない人の不注意で、大切な命と大事なバイクを失いかけました。
しかも、
今、自分の事故以来、
友達や自分の周りで事故が急増しています。
この一ヶ月の間で3件も事故の報告を友達から受けました。
正面衝突や右直事故。。。
今回このブログを読んでくれたみなさん、
公道を走る際は、何が起こるか分かりません。
十分気を付けて走りましょう。
特に、公道でスピードを出す事は、
時として「死」に繋がると思います。
バイクに関しては、完璧な安全を保証できる環境はありませんが、
せめても、講習会やサーキット等の安全な環境で、
腕を磨く事を、推していきたいと思います。
自分もバイクに対する考えを根底から見直していきたいと思いますので、
みなさんもこのブログを読んで、バイクと自分の運転姿勢について少しでも何か考えて頂けると、
嬉しいです。
RACING MAX府中店 後藤
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