【がんの再発は防げる】

前回も記しましたが野菜や大豆製品の摂取量が多いとがん治療後の予後(生存期間)が良好であることが報告されています。


例えば、877症例の胃がんの手術後の生存率と食生活の関連を検討した愛知がんセンターからの報告によると、豆腐を週に3回以上食べていると、再発などによるがん死の危険率が0.65に減り、生野菜を週3回以上摂取している場合の危険率は0.74になることが報告されています。

食事の内容だけでがんの予後(生存期間)を良くすることができるということは、その延長上の事を行えばさらにがん再発の予防が期待できます。

漢方薬に使われる生薬やサプリメントをうまく活用することで強い効果も期待できます。


がんは全身病であり、がんが増殖しやすいような体内環境にあるときは、がん組織を取り除いても、また再発していきます。


体力や免疫力の低下があるときには、それを改善してやることががんの再発予防の基本になります。