ダウ平均は62.43ドル高の13712.13ドルで取引を終了。S&P500指数とともに5年ぶりの高値水準で引けた。

序盤は12月の米中古住宅販売が494万件に留まり、3ヶ月ぶりの減少となったことで売りが先行した。ただ、内容的には在庫減が響いたもので、2012年通年では5年ぶりの高水準と回復基調は継続しているとの見方が広がり、株式は次第に上げに転じている。

ホワイトハウスは、米下院共和党指導部が連邦債務の法定上限到達を4ヶ月程度先送りする法案の可決を目指す、としたことについてオバマ大統領が歓迎する立場を表明した。引き続き期待ムードが相場を下支えしているようだ。また、この日発表された主要企業決算も概ね好調だった。

トラベラーズ、J＆J、デュポンなどが事前予想を上回る1株利益を発表した。

一方、ベライゾンは事前予想を下回る結果だった。ただ、そのベライゾンも0.94％高と堅調だった。

また、注目のアップルは500ドル台を回復している。

取引終了後に発表されたIBM決算も好調で、時間外取引で3％超の上昇となっている。

【ＮＹ株式市場】

ダウ平均　　　13712.13（+62.43　+0.46%）
ナスダック　　　3143.18（+8.47　+0.27%）
S&P500　　　　1492.51（+6.53　+0.44%）

【ＣＭＥ　ＮＩＫＫＥＩ２２５】

高値　：　10,990円

安値　：　10,545円

終値　：　10,650円

【大証　ＮＩＫＫＥＩ２２５】

後場終値　：　10,700円

イブニングセッション　：　10,580円

【日経平均終値】

終値　：　10,709.93円

CME日経平均先物 10,650円