こんにちは(*^^*)

 

 

今回は、先日行った素敵な場所をご紹介(*^^*)

 

ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニングというアメリカの日本庭園の専門雑誌で

なんと20年連続1位を取り続けている庭園を見に行ってきました( *´艸`)

20年連続で1位を取れるって凄いですよね(*^^*)

 

その場所はなんと、お寺や神社でも、兼六園みたいな有名な庭園でもないんです。

 

外観からして、この場所にそんな有名な庭園があるの?と思ってしまう場所。

 

それが

足立美術館 に対する画像結果

足立美術館です(*^^*)

 

 

この美術館は、島根県の安来市にあります。

近代美術作品を展示している美術館。

地元出身の足立全康(あだちぜんこう)さんという実業家さんが71歳の時に建てました。

足立全康さんは、日本画のコレクターで、特に横山大観の作品を中心に

近代美術作品をコレクションされていて、71歳の時に郷土への恩返しと、島根県の文化の発展の一助となればという思いで、この美術館を建てたそうです。

この外観からして、いったいどこに庭園があるんだ?と思いませんか?(笑)

ここは、本当にド田舎で(笑)

周りは田んぼや畑しかないんですよ(笑)

何度かこの前の道は通ってますが、庭園があるなんておもってもいませんでした(笑)

 

ちょっと半信半疑で(失礼w)

訪れた美術館。

お目当ての庭園がこちら

 

 

(写真の撮り方は、下手くそですねw)

入ってすぐの場所に全面ガラス張りで見事な枯山水の庭園が広がっています。

全体を撮りたかったんですが、他のお客さんまで写ってしまうので

こんな感じになりました。

 

そして、館内を進んでいくと

まるで、絵画のような庭園。

 

 

館内を出ると

 

白砂青松庭。

横山大観の名作「白砂青松」をモチーフに足立さんが心血を注いで作った庭園。

 

これは、池庭。

正面から撮りたかったけど、人が多いので、断念(ノД`)・゜・。

写真には撮れなかったけど、しっかりと心には焼き付けました(笑)

 

 

こんな風に窓枠を額縁にして、庭園を見ることもできます。

 

 

 

一枚の掛け軸のように見える枯山水。

 

 

 

庭園を見ながら、ゆっくり出来る喫茶室が2か所あって、

さらには、お抹茶を楽しめる茶房もありました。

同じようにゆっくり見るなら、茶房でしょ♪

ってことで、

 

お抹茶をいただきました(*^^*)

お茶碗は、島根県で作られている陶芸らしく、説明をうけました(*^^*)

ただ、何焼きだったか忘れてしまってますww

この色キレイでいいなあって思いながら楽しみました(*^^*)

彼氏のお抹茶(*^^*)

お茶碗は、それぞれ違うっていうのもいいですね(*^^*)

 

 

 

 

足立さんは「美しいものに感動する心」を色んな人に伝えたいとい思いを生涯持ち続けた人です。

91歳で亡くなるまで、

庭園もまた、一幅の絵画という信念で、心血を注いで作り上げてきたそうです。

ちょっとでも、気に入らないところがあると、すぐに庭師さんを呼んで、手直ししてもらったとか。

 

庭園は、美術館をぐるっと囲むように5万坪という広大な規模で、

京都のお寺の庭園でよく見られるような「借景」という技法を使っていたりして

ほんとに、ため息の出るようなお庭を楽しみながら、

芸術触れられるこの場所は、素敵な空間だなあと思いました(*^^*)

 

 

横山大観コレクションもさることながら、

その他の画家さんの絵画にも圧倒され、陶芸では、北山廬山人の作品だけを展示した

廬山人館などもあり、芸術好きな人は、一日中居ても飽きない空間なんだろうな。

 

 

うちは、残念ながら、芸術には疎いのでアレですが・・・(笑)

 

美しいものに感動する心を伝えたいという

足立全康さんの思いに触れることができて、素敵な時間を過ごしました。