こんにちは(*^^*)
旅行記を書いていこうと思います(*^^*)
序章はこちら
朝から色々ぶらりとしながら、岩見銀山大森町に13時半過ぎに到着。
やっぱり、お盆の時期ということと、世界遺産であるという点でも観光客は多く、
代官所エリアにある駐車場は、既に満車。
ちょっと離れたところに駐車して、いざ、観光♪
ガイドマップにあるように、代官所エリア(A)から龍源寺間歩までは、歩いて一時間ぐらいかかります。
因みに、このマップに書かれている施設の中で数字のついてる場所は、
全て有料です(笑)
車も通れるけど、正直、この町並みを自家用車で通ることはおススメできません。
道幅も狭いし、観光客が多いので、事故の可能性や、渋滞が起こることで、
街の景観などを損なうから。
かといって、14時ごろから歩いて一時間かかるとなると、観て回れるところも限られてくるわけで・・・
考えた結果
レンタサイクルを利用することにしました♪
電動自転車は、二時間700円。普通の自転車で三時間500円です(*^^*)
自転車だと、龍源寺間歩までは15分。
時間短縮にはもってこいですね(*^^*)
それ以外に、レンタサイクルのお店でぎんざんカートというゴルフカート型の電動バスも運行されています(*^^*)
自転車で、とりあえず、龍源寺間歩までひたすら走り続けました(笑)
龍源寺間歩
自転車置き場からは、少し離れたところに入り口があるので、そこまでは徒歩。
入り口付近には自販機がありました
これも、街の景観に配慮したデザイン(*^^*)
こういうのいいですよね♪
入り口で拝観料を払って(一人410円)いざ、間歩の中へ。
外の暑さがウソのように、洞窟内は肌寒いほどに涼しく、
汗を掻いたあとだと、風邪を引きそうなほどひんやり。
幅は、大人二人が並んで歩ける程度の広さで天井までの高さは、
155センチくらいかな。
低いところだともっと低い。
うちが屈まず通れたのでそれくらいの高さですね(笑)
坑道自体を全体的に撮りたかったんですが、他の観光客の人も多かったので、
今回は、人が写らない場所限定で撮りました。
この二枚は、うちらが歩いている坑道の横穴です。
銀山と言っても、山全体から銀がでるわけではなく(当たり前か?w)、
銀の鉱脈を掘り当てて、その鉱脈を掘るという方法なので、
本坑のいたるところに横穴(鉱脈)があり、採掘していたというかたち。
横だけでなく、上にも掘り進めるという凄さ( ̄▽ ̄)
因みに、間歩の中の気温は
16~18℃くらいです♪(笑)
間歩と言っても、天然の洞窟のようなものなので
横壁は、水が滴っています。
上を見上げると、
こんな感じで小さく鍾乳石ができあがっています。
これが何千年という時を重ねると、立派な鍾乳洞になってしまうのだろうか・・・
ロマンがありますね(*^^*)
これは、水抜き用の坑です。
見にくいけど、この200m下に永久坑道という水を流すための坑道が彫られています。
標高400mの高さから、200mも下に掘ったというんですから
凄いです。
この、上のほう。
色が変わってる部分が鉱脈です(*^^*)
これを掘り出す作業は大変そう。。。。。
お勉強&豆知識
鉱脈とはどうやってできるのか。
岩に入っている筋が分かるでしょうか?(右上のヤツ)
この筋やその下の大きな割れ目。
これはクッラクと呼ばれ、この隙間や割れ目にそって、
熱水が流れ、その中に含まれていた銀や金、銅が蓄積されるんです。
それも何十万年という時をかけて。
そうして蓄積されたものを鉱脈鉱床(こうみゃくこうしょう)と呼ぶそうです。
そして、この鉱脈を掘りあてる人を
山師(やまし)と言います。
この山師という職業は、とても大変。
その山の岩石の状態やら、生えている植物やら、色んな知識をフルに活用して、
「この辺りに鉱脈があるんじゃないか」と予想するのです。
「テストの山を張る」とか「ヤマ勘」って言葉の由来は、
この鉱脈を掘りあてる職業が由来の言葉なんです(*^^*)
今では、山師と言えば、林業を営んでる人や
採掘工具を作ってる人、販売してる人なんかもひっくるめた言葉になってますが
本来の山師とは、こういう意味。
間歩の終点
龍源寺間歩は全長900mありますが、公開されているのは、その三分の一。
間歩の本坑が分かる画像があったのでお借りしました。
終点の場所では、そこから出るために、新しく整備された通路があります。
終点の奥は、立ち入り禁止です(当たり前)
こんな感じ。
見学できる本坑と違って、一気に狭くなって人一人が通れるか通れないか。
さっきの横穴もそうでしたが、これ、重機とか使ってなくて手彫りですからね(笑)
蚤を使って掘り進めた後がくっきりと残ってます。
ザっと、足早に紹介してみました(*^^*)w
龍源寺間歩周辺には、
こんな形で、他の間歩が残されています。
全て立ち入り禁止ですが、小さいものから大きいものまで。
これ、もしかしたら、龍源寺間歩に続いてるものもあるんでしょうね。
横坑や上に向かって掘った坑の先がこの入り口だったら
すごいなあ・・・・
最後に(*^^*)
今回は、ザっと駆け足で、龍源寺間歩についてご紹介させていただきました(*^^*)
もう少し、詳しい資料などがあるんですが、それは、この後に紹介する
代官資料館の内容と合わせて、お伝えできればなって思います(*^^*)
彼氏が地層とかに詳しかったので、色々説明を受けながら歩いたので
すごく、勉強になったし、貴重な体験でした♪
さあ、次回はBエリアの紹介です(*^^*)
お楽しみに♪