自叙伝|徒然なるままに  ~想いは巡り 言の葉は舞う~ (ameblo.jp)

  

 

 

まずは、上の記事を読んでから、続きをどうぞw

 

 

 

 

うちを救ってくれたのは、7歳年上の男性。

この人のおかげで、うちは、元カレと別れる決心ができた。

ただ、問題はここから。

 

 

一旦、実家に帰り、今後のことを祖母と話していると、

母の様子がなんかおかしい。

うちの気のせいかなと思っていたんだけど、

どこかソワソワしていた。

 

元カレに電話で、「別れたい」と告げたんだけど、

元カレは「別れたくない」の一点張り。

何回目かの電話の時に、泣きながら

「頼むから、別れるのだけは待ってくれ。じゃないと。。。。」

と言葉を詰まらせる。

問い詰めると、

「お前と別れたら、お前の母親に捨てられる!」

 

 

はい?

どういう意味か分からず、説明を求めると、

どうやら、元カレは、うちの母とデキていたらしい。

そして、母に言われうちと付き合ったと言うのだ。

頭が真っ白になった。

母は、うちが反抗するようになって、これはまずいと思ったらしい。

なんとか、食い扶持を稼いでくれる娘を手放さない方法を考えたようだ。

それが、元カレ。

 

まんまと、母親の罠にハマってしまった。

祖母は知らないと言ってはいたけど、それすら信じられない。

この家に居たくない。

その一心で、うちを救ってくれた人の元へ。

 

 

結局、この人と20歳の誕生日に籍を入れることになる。

10代後半のうちは、人間不信の塊だったと思う。

ただ、うちを認めてくれる言葉や、態度には甘えていたのだろう。

中学から仕事をしていると、今の時代

大人はとても同情的だ。

「その年で働いて家族を支えるなんてエライね」

「大人びて、しっかりしてるね」

「子供に働かせるなんて、親は何を考えてるんだか。可哀想に」

そんな言葉がうちの頑張りや、存在を認めてくれてるように感じていた。

ただ、18を越えると働くことが当たり前の年齢になっていることにきづかない。

大人も18で学校にもいかないなら、働くのは当たり前だと思っている。

だから、「頑張ってるね」という言葉は誰も言わなくなった。

その状況の変化にうちは、「なんで、うちの苦労を当たり前のように言うの?」

と、大人に対してものすごく反発心を持っていた。

 

承認欲求の塊だったのだ。

 

そして、入籍をしてから半年後、うちはうち自身を大嫌いになる。

それが、私を変え、新しい私が出来上がるきっかけ。

人生最大の後悔が待っていたのだ。

 

 

 

 

続く。