何か…。

研究者として初歩の初歩に学ぶデータの取り扱いについて、あんなに修正しまくりなのに「改ざんではない」「論文も撤回しない」って言えるなんて、すごい精神力だと思うよ。
しかも、あの場で2時間半も質疑応答に応じちゃうし。
ある意味、絶好調じゃん…と思う。
自己流って言うけど、コピペやデータ改ざんについては、どんな地方の大学院だって最初に学ぶからね。
涙ながらに語りながらも、事の本質に関わる部分は華麗にスルーし、擁護論まで生み出すというこのプレゼンスキル!
こんな劇場型プレゼン出来る人が、ただのうっかりさんとは到底思えないわー。

研究者としてはもう終わりだと思われるので、こういうプレゼンの先生として生活していった方が彼女のためなんじゃないかなーと真夜中に思いました。
研究者の端くれとして生きていた頃があった分、今回のことは私もショックだったし、何より真剣に研究やってる友達や先輩方が本当に気の毒で、久しぶりにブログに書いてみました。

日本の研究者は、これでまたCNSにはなかなかアクセプトされなくなるんだろうなぁ。
今日、先輩がぼやいていました。

「今のゆとり世代の子たちって、本当にムカつく。挨拶出来ないのは当たり前。自分は悪くないって顔してるし、ちょっと言えばすぐ泣くし。もう何も教えたくないよ…。」

ええ。ええ。

そのお気持ち、大変良く分かります。

私たちも人ですから。

「嫌われたくないな」と思えば、キレたくなるところもぐっとこらえて、何にも言わないってことも本当に多々あります。

もしくは。

モチベーションが低下して、何もかもどうでもよくなることもしばしばあります。


だけども。

だけどさ。

あたしらがここで諦めたら、どうなるか。

患者さんたちが困るはず!

きっと。多分…。

いや、絶対!

私たちが、仕事の上で譲れないものがあるからこそ、後輩に指導するんだと思うんです。

そして、それをただ注意するだけでは、彼女たちは反発してきます。

なので、自分の思いをちゃんと伝えることがお互いの成長につながると、私は信じています。

「うざい」と言われようが、「ださい」と言われようが、譲れない思いを伝えること、そして、それを互いに育んでいくこと。

今のうちの職場に足りないものって、こういうことじゃないのかなぁ…と、私個人は思っています。

日々に流されないで。

一つ一つの経験を、しっかり自分の糧にしていきたい。

そんな自分でありたいです。
水谷須磨先生を観た。

最初は、「何、この髪型?」と素直に思ってしまった。

すみませんダウン

最初のバチスタを失敗した後、事実でも随分とバッシングされたとのこと。

その後、そのご遺族のご意向を受けて、再びchallenging spiritを取り戻して行かれるという内容でしたが。

最後は、格好よかったなぁ…キラキラ

「その人の喜ぶ顔が見たい」という須磨先生の志は、医療が人対人の業であるという、基本的だけど忘れがちな根幹を再認識させてくれた。

ふと、思い返して見ると、今日の私は、患者さんの喜ぶ顔を見れたかしら?

着替えさせようとして、おばあさんから「痛い!」と叩かれたっけ…。

それだけではない。

歩行中の方をしっかり支えきれず、「ちゃんとやれよ」と睨まれたような…。

「喜ぶ顔」に出会う回数が少なかったかも。

医療ってただやればいいってものじゃない。

やっぱり、患者さんからの最高のレスポンスを得るために、毎日頑張るんだよなぁ…。

と、改めて思った夜でした。