まだまだ炎暑だというのに

今日は旧暦の8月15日

中秋の名月だそうです


夜には

庭で飼っている

スズムシやコオロギの

虫たちが

賑やかになっています


むかしはお風呂も

薪で沸かしていましたが


オール電化で


お仏壇まで

LEDの灯明、線香に

なってしまいました


高野山の奥の院は

早くから電化が進み


和歌山県の消費電力の

何パーセントと

噂されていましたが


御影堂の内陣だけは

未だに油の灯明が

捧げられています


油はギトギトで

煤が真っ黒の堂内は


汚いと言う人もいますが

何とも異空間が

神秘的でたまりません


古民家の囲炉裏の間の

神棚やお仏壇も

真っ黒に黒光りしているのが

何ともそそられます


暗闇に燃える火を見ると

落ち着きます


動画サイトでも

薪ストーブや焚き火は

割と人気だそうです


お仏壇の灯明も

和ローソクや油皿で

灯してみると

先祖の瞑想も

深まるかもしれません


煤で黒くなった

お仏間があれば

最高です


月の明かりを見て

炎の揺らぎを見て

いろいろな光を感じることは

とても大切です


電気の光には無い

何かを

見ることが出来るのです