「商社5社が買われている。著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いる米バークシャー・ハザウェイが、日本の5大商社の株式をそれぞれ5%超取得したと発表したことが材料視されている。」

 

 おいらは今年のコロナショックで商社株を買い増ししたが、今朝見たら爆上げ。赤字決算の丸紅すら上げているので何事かと思ったら、バークシャーの仕掛けであったか。

 

 これで安倍退陣ショックで株価が下がったら商社株をさらに買います計画が、抑え込まれたな。高値掴みにならないように計画を練り直しだ。

 

 住友商事をもっと買い増しておけば良かったがまあ、後の祭りだ。

 

 豊田通商と双日は買っていただけなかったが、小生のポートフォリオにはがっちりキープされています。

 

 安倍退陣後は国民は石破推しのようだが、永田町は菅で決まったようなもんだな。

 天の声におかしな声が無い限り、菅だろうが

①国民に10万配った、健全財政は当面無理

②インバウンドを国が主導してきたが、そのつけでホテル、旅館、飲食店が倒産に向かっている

③上記の産業を保護するため、銀行に無利子で金を貸し付けさせる、という地銀を痛めつける政策をしたため、地方銀行の多くは減収減益に追いやられており、メガバンクも同じ状態。

④JALのように旅客業界は痛手が大きい。JRすら赤字を出したように、日本の運輸が危機的状態。

⑤コロナの水際作戦などと言っていたが、麻生太郎財務相2月22日にリヤドで行われた20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議で「ヴァイラスなんてものは5月にはおさまる。」と無知なところを露呈。以後も5月の予算委員会では「流行り風邪」「7月にはおさまる」、中国人に吹き込まれたかのような、のんきなことを言ってしまった。麻生ではコロナ対策は無理だが、日本の財布を握っている財務省がこんな有様であったので、完全に手遅れになった。(5月ではすでに手遅れだが、もっと早めに中国便を入国停止か、2週間の隔離をできなかった時点で水際作戦はない)

⑥前回の新型インフルエンザで分かるように水際作戦は無効。全国に広がるのは分かった状態。治療薬、ワクチンなどで抑えるんだろうが、ジェネリックに切り替えを推奨したり、薬の特許を10年から8年に短縮し、新薬の開発にかかる莫大な費用を回収困難にしたため、製薬メーカーは疲弊した。

⑦診療報酬を抑え込んで医療者を疲弊させてきたつけで、一時的に医療崩壊を招きかけた。ブルーインパルスを飛ばして何か効果があるのか?

 

 

 このグダグダな官邸主導の策に乗っかっていた菅が後継では、同じことだわな。ゼロ金利はともかく地方銀行の疲弊はひどい。地元企業に貸し出しても貸し倒れになるようでは地銀も危ない。

 

 昔、ペリリュー島の戦い、硫黄島の戦いから戦訓を得て、水際作戦を諦め、引き込んで叩く作戦を沖縄で立案した「八原大佐」参謀、がいた。戦訓を生かし次の策を考えるには前政権の悪い点を見極め戦訓となさねば為政者としての資質はない。

 

 つらつら思うに石破茂氏の出身の鳥取県の出身であった八原参謀は、陸軍の玉砕、総攻撃、万歳突撃主義に押されて、長参謀長、牛島満中将らの総攻撃案で【1945年5月3日】「醜敵撃滅ニ驀進スヘシ」─牛島司令官、総攻撃を前に各隊に訓示 逆上陸部隊が出撃し総攻撃第一波はじまる。鳥取の賢人の策は、いつの世でも悪の中枢によって葬り去られ、失敗を繰り返すのが悪の中枢なのだろう。

 

 官邸主導で進んだコロナ対応が、いつしか第32軍に被って来たなぁ。