九州場所前は松江巡業があって、地元隠岐の本土の拠点でもある松江ですからほとんどふるさとみたいなもんです。
伊勢宮町の飲み屋街では大人気だったようです。
前日の鳥取巡業の前夜はモンゴル人力士が大暴れしたとかしないとかですが、松江巡業の前日は地元の英雄隠岐の海凱旋で夜の街は盛り上がったとラウンジの人に聞きました。
隠岐の海は松江巡業もあったせいか意欲的に稽古に取り組んで、北勝富士ら八角部屋の力士に胸を出し、足腰の鍛錬を積んだ成果が出てきたようです。
北勝富士も隠岐の海に稽古をつけてもらった成果が出たのか、隠岐の海と並んで優勝争いに顔を出しています。長身、ハンサム、バランスのいい体形の隠岐の海がいよいよあと3日、優勝を争っての戦いに臨みます。
立行司は帯刀を許されています。これは差違いをした場合に切腹するる覚悟を示すものです。実際に差違いをした場合は腹は切らないですが口頭で理事長に進退伺を出します。行司さんはそれだけの責任と覚悟を持ってやっているんです。
全国の生中継で、横綱が1分以上もテレビジャックをしてごねていたらいけません。手つき十分であれば待ったにはならないので、待ったをするなら白鵬は手をつくべきではない。手をついて張り差しに行ったら2本入られたので、「こういう相撲を見せていけない」と意味不明の待ったの釈明です。ルールというと西洋にスポーツになってしまいますが、神事ですので手つき十分で立ち会ったのだから、力を抜いてはいけない。
相撲協会がこんな状況でも強く出れないのは1人横綱ということもあり、年末年始のかきいれどきにごねられたらいやというのがあったかもしれない。だが、言わないいけん時は言わんとな。勘違いにしてもみっともないから、減俸ねって。
NHKは昨日のニュースで微妙な言い回しで「待った」「物言い」を言い換えて白鵬を擁護するようなニュアンスで報じていた。あれは土俵ジャックで公共の電波で生中継された横綱の醜態で、TVを長いこと見てきたが初めてじゃないかというような無様な有様であったのは事実だ。