イレッサ副作用 | 肺がんステージIV…けど、楽しく生きたいな!

肺がんステージIV…けど、楽しく生きたいな!

2014年9月に肺腺がんステージⅣの宣告、2015年10月までイレッサ服用、11月~2016年4月までカルボ+アリムタ+アバスチン
2016年5月〜アリムタ+アバスチン維持療法、2021年4月〜完全寛解につき経過観察継続中

肺腺がんと診断され、分子標的薬のイレッサを服用するようなってからの、副作用をまとめてみます。



分子標的薬イレッサの副作用は、代表的なものは間質性肺炎・肝機能障害・皮膚障害です



私は幸い肺炎は免れましたが、イレッサ服用開始から3ヶ月目に肝機能に影響がでて、2ヶ月間「ウルソ」という肝臓の薬を飲みました
薬



2ヶ月後の血液検査でウソのようにきれいに肝機能が標準値に戻ってからは、ウルソは飲んでいませんハート



戻らない方はイレッサ減薬か中止になるので、ほっとひと安心です。



私の場合一番ひどいのは皮膚障害ですウキャー!



もともと肌の弱い私、かなりの不安を持ってイレッサ服用を始めましたが、退院後、全身じんましんに襲われました叫び



実は退院してから、毎日大量の野菜ジュース
を摂取していました。
その結果…



全身に激しいじんましんが起こり始めたのですガクリ



激しいかゆみに耐えられず、かきむしった所、全身真っ赤に腫れ上がり、ヒリヒリチクチクして、服を来ているのも辛くなりました汗2



イレッサの副作用という線も捨てきれないので、皮膚科の医者からは、即刻イレッサ中止を言い渡されましたがガーーン…



「これは野菜ジュースのせいですビックリマーク」と言い張り、ステロイド塗り薬を処方してもらい、



「根性で治します!!



と言い切り、根性で2週間で快方に向かわせましたうれしい
今でも時々じんましんは出ますけどね汗




けど、野菜ジュースは採らないように、と言い渡されてしまい、がんを無くしたいが為に必死でした行動が、私の場合逆に仇となってしまいました・・・




さらに3ヶ月目位から両足に毛包炎も出現し、じんましんも合わせて私の皮膚はお祭り騒ぎのようになりました笑



特に私は、どこかが治まると次が出る、らしく、両足ひざ下の毛包炎が少し治まると顔にでる、顔が治まると太ももに出る、太ももが治まると頭に出る、と、



いつも絶賛副作用中ですてへ



長い間体のじんましん+毛包炎と戦って来ましたが、今は体はどうやら落ち着き、頭が大フィーバー中ですあは♪




皆さん悩まれる、顔のニキビ様皮疹は、服用開始後半月位から口の周りに出始め、次第に顔全体に広がり始めましたゾゾゾ



これは痛みかゆみはなく、ひどく乾燥しました↓↓



なので、保湿を強化する事にし、化粧水を手のひらにたっぷりのせパッティング×2回、
これをお風呂上がりすぐに。



そして、顔パックを毎日。



これをするようになってから、あっという間に湿疹は無くなりました音符(処方された薬もマメに塗りましたケドね)



女性には切実な問題ですから、わりと楽に乗りきれたのは保湿のおかげだと思ってマス
今も超保湿を続けているので、顔には全く出て来ませんクマ



こうしてじんましんや毛包炎、ニキビ様皮疹を繰り返しながら現在に至っています四つ葉



今頭全体に広がっている皮疹は、ジクジクしていて、それが乾燥するとフケがすごいです。



黒い服を着た時は要注意‼びっくり
です。
不潔な人と思われちゃいそうですはにわ




GWに日傘・帽子なしで2日間お城巡りをしていたら、頭がカピカピに…



皮膚科の先生に怒られマシタNG



なので、この夏は日傘・帽子は外せません
帽子



頭の皮疹はマメに薬を塗っても全く良くなりません
そのせいか、髪の毛もバサバサですし、皮疹がひどい所の髪は、変なうねったクセが付きます



副作用が出なくなるとイレッサの効き目がなくなった証拠…



では無いそうなのですが、やっぱり副作用があると、「まだ効いてくれてるのかな」
って思ってしまう小心者です汗



ちなみに私のイレッサ副作用はひどい方か皮膚科の先生に聞いたら、軽い方だと



うそ~っっうひゃあー
と思ったのですが、ひどい人は毛包炎が膿みっぱなしで、陰部がひどい人は排尿障害にまでなるそうです㊦㊦( ̄^ ̄




とりあえず、は助かったかな…苦笑














最後に。
私がブログを始めたきっかけの1つは、私と同じく医者の誤診で結果悲しむ人を少しでも無くしたい、と思ったからです。



肺腺がんはレントゲンに映りにくい、と言うけど、映っていても「若いからがんはない」と言う先入観で私は見落とされました。



そんな事されたら、健康診断を毎年受けている意味は無くなるし、無駄になってくる



だとしたら、もう自己防衛しか無いんです。



若いから大丈夫びっくり
という考えは捨てて、どうか、血液検査で腫瘍マーカーをしたり、PETを受けたりして欲しい。



お金は掛かるけど、死ぬよりマシです。



どうか、頭の片隅にでも置いて頂けたら、本当に嬉しく思いますクマ