誰もが忘れることなど絶対できないこの事件
昨夜深夜に「角田美代子」が起こした事件の再現を放送していました
再現されてのをみているだけでも背筋が凍てついてしまうほどの
戦慄が走った私で、みたあとしばらく眠ることすら出来なくなっていました
主犯の角田美代子は留置所で自殺してしまいましたが
この憎っくき角田は自殺したのが本人にとっては一番いい方法ではなかったかとも思います
何はともあれこれだけの犯罪を起こせるようになるには
子供の頃から尋常な生活をしてなかったのでしょう
兵庫県尼崎市の連続変死・行方不明事件で、事故死として処理された角田久芳さん=当時(51)=の転落死が一転、自殺を強要された末の殺人事件に発展した。周囲から圧力があっても自ら死を選べば自殺教唆容疑が適用されるのが通例だが、兵庫県警は角田美代子元被告(64)の親族らの証言を積み上げ「自殺を拒否できない状況まで強要すれば殺人の実行行為にあたる」と判断した。
県警が参考にしたのは、愛知県南知多町で平成12年、夫が保険金目当てに妻を車ごと海に飛び込ませた殺人未遂事件だった。最高裁は16年、「自殺以外の選択肢がない精神状況に追い込んだ」と殺意を認めた。
捜査関係者によると、金策に困った美代子元被告や親族らは、久芳さんにかけられた多額の保険金目的に、転落死までの約3カ月間、さまざまな手段で自殺を強要。「自転車で車にひかれて死ね」などと迫り、久芳さんは何度か自殺を試みたが未遂に終わった。
「家族全員で自殺を見届けよう」-。美代子元被告は家族会議も開き、同居する9人での沖縄旅行を計画。転落死前日に開いた「お別れ会」でも、美代子元被告は「生活のために死んでもらわなあかん」と久芳さんに命じ、親族らも「ごめんな」などと次々に別れの言葉をかけ、自殺を迫ったという。
県警は久芳さんが美代子元被告らに“洗脳”され、要求を断るという発想すらできなかったと判断、殺人容疑の適用に踏み切った。