藻男と席に着くと、店員さんが注文を取りにきた。お店のコンセプトはハワイアンらしい。
店員さん「ノミモノ、ノミホダイ、2ジカン。タベモノオカワリデキマス」

とりあえずビールを頼んで乾杯。
どんどん運ばれてくるお料理。

明らかに色がおかしいマグロのざく切り、薄ーいつくねに表面が乾ききってなかなか崩れない卵の黄身、明らかに冷凍のポテトに唐揚げにチャーハン。チャーハンの肉、明らかに形おかしいし!!

…デジャブ…

藻男「おかわりしなきゃ!たぬきちさんも早く食べて!」
お腹弱いんだからそんなの怖くて食べられません!

ちなみに藻男は鼻炎らしく、しきりに鼻をすすっていたがダイソン並の吸引力は持ち合わせていなかったらしく途中で鼻をかむためにティッシュをポケットから取り出した。

と思ったら、ティッシュではなくどこかのお店の紙ナプキンだった。
ナプキンを広げてクシャクシャして(え?!何やってるの??と聞いたら、クシャクシャにして柔らかくしているらしい)
広げて、チーン。
鼻水の糸引いてるし…。

さすがにこれは
…デジャブ…ではありませんね。
こんな男…初めて!

見るに見かねてマイ鼻セレブを差し出してしまった。

さて、なんだかんだ心の中で文句を言いながらも滞在時間は1時間経過。
数杯ビールをいただいたこともありお手洗いに行きたくなってきた。
藻男はトイレが近いらしく着いてものの1時間で二回TT(トイレタイム)をとっていた。

藻男にトイレの場所を聞いて、私もTT。
なんとトイレが男女共用!
以前来た時はトイレに行く間も無く逃げ帰ったもんなー
と思いつつ、鍵をかける
か、かからない!!
鍵がかからない!!
外開きのドアなのだが、鍵を止める部分が壊れていて鍵がかからないのだ。
仕方なく片手でドアを押さえ、自分でも信じられないスピードで用を足した。狭いトイレに感謝したことは後にも先にもこの時しかない。サンキュー狭いトイレ。

戻ってから藻男に
「トイレの鍵、壊れてなかった?」
って聞いたら、何でもない顔して
「うん。だから手で押さえてした」
と答えられた。
あー、やっぱりみんな考えることは同じなんだな。

私としてはいち早くこの店を去りたかったが、藻は2時間の飲み放題をフルに使おうと必死だった。
藻が自分のことをペラペラ喋るのを聞いてるふりをしながら、帰ったらカップラーメンでも食べようかなーなんて妄想をしながら残りの時間をやりすごした。

そして運命のお会計タイム

きっちり割り勘3000円!

藻は、これだけ飲んで食べて3000円は安いとはしゃいでいた。

「この後、どうする?カラオケ?ダーツでも行く?」
とはしゃぐ藻を
「この後予定あるから」
と置いて帰宅しました。


あのクオリティとトイレで3000円という値段は私には高すぎると思うけど
このネタを3000円で買えたと思ったらとてもお安い2時間でした。

サヨナラ藻