大腿四頭筋力低下している者、膝蓋骨周囲に圧痛が出ている者に対しては、膝関節のテーピ
ング治療を併用するのもよいが、テーピングした部位への灸治療はできなくなる。テープにか
ぶれやすい者には施術できず、テープ固定することは皮膚表面の角質層を削ることなので、連
用するには無理がある。要するに、初期治療の2~3回目までを目安にテーピングを行い、次
の段階では施灸治療に切り替えるのが現実的であろう。
最も普通に行われるのは、キネシオテープを使い、脛骨粗面-内側広筋遠位部間と、脛骨粗
面-外側広筋遠位部間をテーピングする方法で、四頭筋筋力の補助として機能する。
中野栄煥
