私はお笑いが好きなので、EXITが最初にテレビに出演した時の事を覚えている。チャラ男キャラなんだけど、本当は礼儀正しくて、優しい子という先輩評を聞いて、「営業妨害っスよ~」と照れた表情でツッコんでいた。そんな表情を見て、ホントにそういう子なんだなぁと思ったものだった。そんなEXITが若者を中心に売れに売れているらしい。ファッションブランドも立ち上げるなど、その勢いは留まることを知らない。

 

兼近(ピンクの頭の方)の犯罪歴が世に出た時も、相方のりんたろー(顔がワニの方)の心温まる巧みなフォローで致命傷とならずに済んだ。私は、兼近が過去に罪を犯そうとも、きちんと罪を償って更生しているなら、人を殺めた訳ではないから、テレビで活躍しても良いと思っている。そんな兼近だが、私は、最近、彼の目が怖いことに気が付いた。クッキリ二重の目だ。ハンサムな笑顔も素敵だ。だけど、なんだか目が怖い。かつての犯罪者だった時の目の鋭さなのか???いつからそんな目になったのかを考えると、一連の犯罪報道の逆風を無事に乗り越え、自分の立ち振る舞いの賢さを自覚した瞬間に眼光鋭くなったような気がするのだ。自分は頭の回転が速いくて賢いという自覚のもと、自分の黒歴史を込みで、どう立ち振る舞えば良いのかをしっかり理解している。笑顔の中に、俯瞰で物事を見つめている、そんな目をしている事に気が付いた。

 

以前、ロンドンハーツという番組の企画で、「兼近の後輩からの相談を受ける」というものがあった。実は、後輩の相談ではなく、先輩からの相談であった。(一方、先輩芸人たちは、お笑い界の大御所への相談という事で悩みを打ち明けていた) 少し前の番組で、詳しい事は忘れたのだが、フルーツポンチ村上の「自分を上手く活かせてもらえない」といった感じの悩みに対して、兼近は、「まずは自分の根性を叩きなおせ。最初から、人を頼るんじゃない。」とアドバイスをした。当然、兼近は後輩芸人からの相談だと思っての回答だったので、上から目線の言葉遣いだったのだが、本当に的を得た回答だったのだ。その他の先輩芸人たちの悩みにも、次々と辛辣にアドバイスする兼近。そのどれもが的確で納得できるものばかりだったのだ。

 

これから何十年後になるか分からないが、私は、兼近の政界進出があるのではないかと見ている。ただし、条件つきだ。その条件は、良心の塊りんたろーがそばにいる事だ。これから、色んな場面で的確なコメントを発していき、その頭の良さで上手く立ち回り、チャラいキャラから、若者の兄貴的存在になり、頼れる存在へシフトチェンジする可能性を感じる。すると、人気が欲しいどこかの党からオファーがあるに違いない。最初は北海道で政治家デビューするかも。だが一方で、兼近が調子ぶっこいて、相方リンタローと距離を置き、悪い輩と交わると、逆に悪事に再び手を染める可能性も秘めているとも言える。あの眼光はタダモノではない。頼む、りんたろー、兼近のそばから離れないでいてくれ!って私はEXITのファンでもなんでもないのだが。

 

話は変わるが、ニュースで「街の人の声を聞いてみました」ってアレなんだ?大勢の人数の中から一人、二人の一般人を抽出して、その主観的な意見を世の中に垂れ流す必要があるか?しかも主観的意見と言っても、「鈴木杏樹さんが不倫しているという報道があるのですが」に対しても「まぢ?」という大の大人の街の声。「志村けんさんが亡くなられましたが」にも「まぢ?ショック~~~」 なんだかなぁ。仮にきちんとした意見を言った人が居たとしても、番組のご都合主義で発言を切り取られ利用されるにすぎないのだから、ニュース番組内での「街の人の声」なんか完全に要らない。ニュース番組なら、粛々と真実だけを報道すべきだ。