2月11日の月曜日、朝からスッキリを見た。年末に見た、山根明会長へのインタビューのような大笑い大ヒットに出会えるかもしれないと期待しながら・・・。
今回は、女子プロレスのジャガー横田と木下医師の一人息子大維志君の中学お受験密着だった。私は、平日は仕事なので、この密着シリーズを知らなかった。何回目かの放送らしい。今回は、受験本番とその発表に密着だった。
密着するスタッフに対してタメ口のタイシ君。なんか偉そうだ。昔からそうなのか、受験前で高ぶっているからか分からない。受験会場まで密着され、「がんばって!」と声援を送る密着スタッフに対して、素っ気なく会場へ向かうタイシ君。試験が終わって、「どうだった?」と心配するスタッフに対して、「出来た。合格しかない。」と言い切る強気なタイシ君。(翌日の発表で、すぐ不合格だと分かるのだが) 受験当日、整髪剤をベッタリと塗ってカッコつけるタイシ君。また別の日には、グラサンをかけて受験会場へ向かうオシャレなタイシ君。タイシ君の情報が短時間にあまりにも多くて、タイシ君を消化出来なかった私。
でも番組が進むにつれてタイシ君情報を整理すると、納得するに至った。タイシ君の大人に対する堂々とした態度。強気な発言。受験当日にする突拍子もないオシャレ。これは全て、9歳まで過ごしたインターナショナルスクールの影響と思われる。
そんな堂々とした強気なタイシ君だったが、本命の中学へ3回受験して3回とも落ちた時、父親の木下医師へ携帯で不合格を報告する際には、目にうっすらと涙を浮かべていた。全ての受験の結果、医学部のある私立大学の付属中学に2校合格した。本命に合格出来なかったが、早くも高校受験でリベンジを誓うタイシ君。受験を振り返って、「親や周囲の人へ感謝している」と述べた。しかし、一方で、ジャガー横田と木下医師がハイタッチをすると、おもむろに嫌な顔をする反抗期まっただなかである。
私は、この密着を見て感じた事が2つある。1つ目は、受験の目的が完全に達成されており、母親のジャガー横田が冷静にそれを見極めていた賢母であったことだ。確かに受験の目標は合格かも知れない。しかし、真の目的は、受験をツールとして、人間的に成長することではないかと私は常々考えている。受験に真正面から向き合った生徒は、たとえ第1志望に合格しなくても、第2志望の大学で立派にやれるし、就職する時のガッツは凄まじい。つまり逞しく生きていく傾向が高いということだ。タイシ君は本命は不合格だったが、この経験は彼の人生の礎となるであろう。
2つ目は、受験前日にジャガー横田が放った「てめぇ、合格しなかったら死刑だぞ」という言葉だ。今は、親も受験生には弱腰で、腫物を触るかのような扱いをする。受験を明日に控えた息子に、ジャガーの言葉が言える母親が日本に何人いるだろうか。おそらくジャガー横田には、その手荒い言葉の裏に、存分の愛情を息子にかけてきた自負と彼への信頼があるからこそ、そういう言葉を発することが出来たのであろう。素晴らしい親子関係だと思った。タイシ君は、いわゆる親の言いなりの優等生ではない。きちんと反抗期をむかえた健全なガキだ。
堂々とした強気発言のクソガキのタイシ君。私はすっかり彼のファンになった。このまま、クソ生意気なタイシ君でいて欲しい。今は、受験が終わって母親から買ってもらったレゴ?かプラモデル?かよく覚えていないが、何かを製作するのに夢中らしい。まだまだかわいい部分を残しているタイシ君である。木下医師の浮気問題など過去には色々あったと記憶しているが、賢母ジャガー横田のおかけで立派に成長した。さらに大きな器の人間になって欲しい。将来は父親のように医師になるのが夢とか。2世タレントにならず、医師希望という点においても好感が持てる。