今回のアメトークは、「さよなら綾部」と題して、ピース綾部の特集だった。綾部と親交のある仲間たち(チュートリアル徳井、フットボールアワー後藤、千鳥の二人、品川、陣内智則、銀シャリの橋本)とベッキーが登場して、綾部の良さを語り合う番組だった。

 

私は、常々、綾部のトークは、話の中身が分かりやすく面白いし、例のおかみさんとの一件も色んな人からいじられても大らかに機知に富んだ受け答えをするので、将来が楽しみな芸人の1人だと位置づけていた。相方の又吉が芥川賞を受賞した時も、相方を「先生」と呼んだ自虐ネタも彼の懐の深さを示していた。

 

そんな綾部の渡米宣言を受けての今回の企画であったが、本当に面白かった。と同時に、綾部のイジられキャラ爆発で、本当に渡米するのかどうか定かではないが、渡米して日本の芸能界を去るのは本当に惜しいと感じた。

 

そもそもなぜ綾部はアメリカを目指すのか?その答えは、「アメリカはカッコイイ。絵になる」という漠然としたイメージのみ。そしてアメリカでの目的は?「レッドカーペットを歩くこと」と言う。

以上の理由と目的から日本での芸能活動を全て投げ打っての渡米決断。そこに目的を達成するための具体的策を全く語らない。敢えて隠しているのか、そうでないとすれば本当にバカである。でもそれが綾部だ。

 

集まった仲間たちも綾部のエピソードを語った。

①自宅の自分用小物(コップ、コースター、ブランケットなど)全て星条旗。

②アメリカに2回しか観光旅行したことがないのに、渡米する人にアドバイスする。

  「こっちに来る時は、いつでも聞いて」と日本でアドバイスする。

③真冬の寒い中、50CCバイクを飛ばして地元の女を抱きに帰る地元愛の強さ。

④京都花月では、出番直前まで、花月の目の前にあるラブホテルで年上女性を抱き、花月の

本番に髪が濡れたまま舞台に立つ。

⑤名古屋の熟女メイクを抱いた。

⑥ドラマでのラブシーンで感情移入しすぎて、勃起した。

⑦感情が激しすぎて、SEXの最後では、尋常じゃないほどの果て方をする。

などなど、後半部分全て下ネタだったのだが、聞いている方が赤面するような暴露話にも堂々とイジられ役に徹する潔さ。それぞれのエピソードに対する言い訳も面白かった。イジられ王、出川とはベクトルの異なる面白さだった。

 

こんな常人では考えられない言動をする綾部。アメリカに渡すには惜しい人材だ。英語も喋れないのに、何のビジョンやストラテジーも無いのに、単身渡米を決断した正真正銘のバカ綾部。改めて、その綾部の可能性に期待する。アメリカでの成功も失敗も、彼の母国日本においては、可能性の増大である。熟女パツ金との情事のネタも増やして欲しい。