今夜、初めてフジテレビ「直撃!シンソウ坂上」を視聴した。不正診療詐欺をして逮捕され、現在執行猶予中の女医、脇坂英里子が出演した。

番組冒頭、坂上が「なぜこの番組に出演したの?」と尋ねると、脇坂は、「事件に関して、事実であること、そうでないことが報道されたので、真実を知って欲しいと思って出演しました」と言っていた。脇坂英里子が逮捕された件に関して、何が真実かを知りたい人間が日本国中に何人いるだろうか?早速、フジテレビの台本通り、視聴者である私は、「何?これ?」とイライラし始める・・・。次に、脇坂英里子は、茶髪、盛り髪、1センチはあろうかというツケマ、濃い化粧・・・そんな安いキャバ嬢のような姿で、「反省している。でも、本当に悪いのは、自分の経営を任せていたコンサルタントで、私はその人が反社会的勢力と繋がりがある人だとは知らなかった。私も騙されていた」と言い訳のオンパレード。さらには、「詐欺をして得たお金ではホスト遊びをしていない。」と抜かす。まるでフジテレビの操り人形のように、視聴者である私は、脇坂英里子に対して怒りの頂点に達する・・・。フジテレビの催眠術にどっぷりかかっているようだ。

 

さぁ、ここからだ。坂上が、「あんた甘いんだよ。反省してるって言ってるけど、反省なんかしてないんだよっ!」と怒鳴る。出演者の安藤和津も「あんた、なめてんじゃないわよ」と一喝する。申し訳なさそうな表情をする英里子。しかし、坂上は、「そんな表情をして、人を騙せてると思っているかも知れないけど、騙されないよ。バレてるんだよ。」と畳み掛ける。いっこうに反省の色を見せない英里子に対して、安藤和津が涙を浮かべて、「あなたの親はつらいよ」と泣かせる演技で英里子に迫る。最後は、母親から英里子への手紙で、ハートウォーミングにエンディングを迎えようとする。ここではたと気が付いた。これって、昔あったあのフォーマットと一緒だよね?今から遡ること25年前、みのもんたと美川憲一がMCを務めた「愛する二人、別れる二人」という番組があった。社会の底辺近くに属すると思われるカップルが互いの言い分を言い合う番組で、どちらの言い分が正しいかをジャッジするものだった。そこで、みのが大声を出して怒ったり、美川が「あ~んた、そんなこと言ってもね~」と宥めたり、この番組でブレイクしたデヴィ夫人がボロクソに底辺夫婦を一喝する姿を見て、視聴者はスカッとしたものである。

ファッションも20年で1サイクルだと言う。フジテレビは、25年の時が経過して、同じフォーマットを復活させたのではないか?新しいものを創る意識を失ってしまったフジテレビには有りそうなことではないか。

 

そうなってくると俄然楽しみなのである。別に「直撃!シンソウ坂上」が楽しみなのではない。「愛する二人、別れる二人」はまぁまぁの視聴率獲得していたのだが、突然の打ち切りとなった。それは、ヤラセが発覚したからである。私が楽しみにしているのは、「直撃!シンソウ坂上」も同じ末路を迎えるかどうか・・・その一点のみである。歴史は繰り返すと言う・・・ならば、この番組も何かをしくじって打ち切りになるのが視聴者の期待通りというものだ。さぁ、期待に応えてくれるかフジテレビ!まぁ、今回しか視聴していないが、別に何もしくじらなくても、打ち切りは確実なような気もするけど。安藤和津のウソ泣き説教もまぁまぁイラっとしたな。