鳥山明先生の逝去
「ドラゴンボール」「Dr.スランプ」数々の名作品
1984年から1995年に週刊少年ジャンプにて連載された「ドラゴンボール」
連載終了後も、根強い人気を持ち、今なおファンの多い作品。
僕自身、生まれる前の作品であるがファンである。
喫茶店、散髪屋、定食屋、友達の家…
いろんなところで見かける作品はなかなかない。
それゆえに自分だけの「ドラゴンボール」の思い出がきっとあるだろう。
漫画を読むとバカになる
”漫画を読むとバカになる”
そんなことが言われる時代があった。
ONE PIECEの尾田栄一郎先生のコメントにも。
あまりに早すぎます。空いた穴があまりに大きすぎます。もう二度と会えないと思うと、悲しみが押し寄せてきます。
子供の頃から憧れすぎていて初めて名前呼んで貰えた日の事も我々に「友達」という言葉を使ってくれた日の帰り道岸本さんと盛大にはしゃいだ日も懐かしいです。最後に交わした会話も覚えています。
漫画なんて読むとバカになるという時代からバトンを受け取り大人も子供も漫画を読んで楽しむという時代を作った一人でもあり漫画ってこんな事もできるんだ世界に行けるんだ、という夢を見せてくれました。突き進むヒーローを見ているようでした。
漫画家に限らずあらゆる業界で活躍するクリエイター達の少年時代にドラゴンボール連載当時の興奮と感動が根付いているでしょう。その存在は、大樹です。
同じ舞台に立った僕ら世代の漫画家にとって鳥山作品は近づく程により大きな存在と気づかされました。怖いくらいに。でもまた、飄々としたご本人に会えるとただ嬉しい。僕らは血液レベルで鳥山先生が大好きだから。
鳥山先生の残された創造性豊かな世界に敬意と感謝を込めて、心よりご冥福をお祈りいたします。天国が先生の想い描いた通りの愉快な世界でありますように。 尾田栄一郎
今でこそ、日本が海外に誇れるコンテンツと呼ばれるほどに成長した漫画カルチャー。
これからもドラゴンボールのファンは、世代を超えて増え続けることだろう。
最後に、
鳥山明先生のご冥福をお祈りいたします。