舞台が大きくなっても、やることは同じ
キリンビール高知支店の奇跡 勝利の法則は現場で拾え! (講談社+α新書) 842円 Amazon |
それにしても売れていますよねぇ~
この本をいろんなランキングで見たり、書店でも陳列しているところを見ると
やっぱりどんな内容なのか気になっちゃったりするもんですから
さっそく手に取って読んでみました
ビールというと、やっぱりアサヒスーパードライなんて言いたくなりますが
キリンビールとのし烈なデットヒートは今でも続いているわけで
現場では日々どっちが勝つんだって争っているわけですから
まぁ、何ていうか、大変なんですよねぇ~、仕事って
そんな中、キリンビールが優勢で進んでいたのにもかかわらず
アサヒスーパードライの登場により、一気に日本のビール業界の
縮図が入れ替わっちゃうようなことにもなり、キリンvsアサヒのバトルが
繰り広げられる中で、著者が高知支店での出来事を軸に身に着けたこと
今となって考えると、やっぱりこうだったんだみたいなことがたくさん書かれていて
どこか頭でっかちになっていた私には、本質というのはこういうことなんだと
考えさせられる内容の一冊だったのではないかと感じます
大企業だと、地方に行くと嬉しくないような風潮がどっかに流れているところも
あったりして、家族なんかがいると転勤を余儀なくされるところもイヤだし
そこに飛び込んで、アサヒスーパードライに押されて雰囲気が悪くなり
どことなく変えなければならないんだけど変えられない空気感を感じながら
日々の仕事を流されたまま進めていくような温度感、いくら権限があろうとも
他人を変えるのは至難の業ですから、なかなか難しいものです
先日のテレビ番組で、フィリピンの新しい大統領が取った麻薬取締の
政策が議論となっていて、簡単に言うと人の命をいくら麻薬はダメだからと
超極端なことをしていいのかなんて話になっていて、日本では考えられませんが
実際、フィリピンはそれだけ麻薬汚染が深刻な問題となっており
そこまでしないと国が変わらない状態であることが分かって
良くはないけど、人間は愚かなもので、そこまでしないと気づかないのかと
改めてその番組を観て感じたのでした
キリンビール高知支店も、最初はそんなどうしようもない
「負けグセ」が染みついていたのではないかと思います
もうイヤになっちゃうけど、そこから著者が行ったのはどれもシンプルで
簡潔に言うと、キリンビールを好きになることをしたって
そういうことかと思うのでした
事務作業しかしていなかった人も営業してくれるようになるわけですから
よく、自社製品を好きになった人はよく売れるなんていいますが
まさにやってきたことは至極当たり前のこと
きっちりと日々の努力を積み重ねることが
いかに大切なのか
改めて実感したのでありました
ITを中心に、いろんなテクノロジーが世に出てきますが
人間の本質は変わらない
いつの時代も、できる人はおなじ要素を持っているということです
この本の内容はドキュメンタリーですから、さらに面白かった
量は質に転化する
やる気を失った組織、チームがあったら、そこに属していたら
この本はとても役に立つと思います
人生は一度っきりですから、どうせだったら成功したい
そのキーワードは「現場力」であることは、間違いなさそうですね
最強の経営者 小説・樋口廣太郎―アサヒビールを再生させた男 1,728円 Amazon |
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【編集後記】
運動会シーズンですねぇ~
うちも連日の運動会ですが、雨で順延になったり
ちょっと不安定は天気で、子どもたちも気が気じゃない感じ
明日も運動会、晴れるといいな
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