標高4000mで山羊の出産直後に出遭った。


標高4000mだって、山羊は生きている。


通りがかったとき、ちょうど母乳をあげていて


母山羊のお尻にはまだ胎盤がくっついていた。


その母の姿はとても美しかった。


白くて、ピンクがかったうるんだ瞳は


我が子を愛おしむ瞳だったのだろうか。


神聖さ


さえ感じた。


思わず、涙が出そうになった。


生命の誕生は尊い。




後でこのときのことを、一緒に行ったメンバーに熱弁したら、


山羊の母親の産後がキレイってわからない・・っと返答。


かなりの出産マニアっと皆で大爆笑。



・・・。




maya & bhawana-yagi



産後の母親の美しさを知ってる



私はしあわせものだ。






今日は6時間歩いた。


午後から雲行きがあやしくなり、雨の中の登山となった。


天候のことも考え、予定していた村までは行かず


今日は手前のChomrongという村で1泊。


とにもかくにも、先を急ごう。


そんなことを思いつつも、今日はここで足止め。



この日の夜はSHI-sanと同部屋。4時間ぐらい、寝袋にくるまりながら


時を経つのもわすれ、話した。


私より10歳年上の彼女。


その人生と生き方を尊敬している。


真面目に素敵な女性だと思う。


女性としての力を確実に身につけている仕事人。


そのくせ天真爛漫なところもダイスキ。




でも、一緒にいるとときどき


私を妹、ぐらいにしか思ってないのだろうな・・・


っと感じる。


もちろん10も年が違うので、


対等に・・・とはいかない。


でも、


私だって 28年分の人生を生きてきたんだ!! 



って少し反論。


・・・してみた。





年上の女性って


昔から苦手だった。


スキなのだけど


兄と妹しかいない私には


未知の世界で


どう接していいか


わからなかったから。


4日目の朝、少し寄り道して


プーンヒルPoon Hillというところへ


早朝から出かけた。


ABCよりも少し離れた


標高3210mのこの山からは


西にニルギリNILGIRI、正面にアンナプルナANNAPURNAL、


朝日の方向にはマチャプチャレMACHHAPUCHHRE


というヒマールの山々が広がる贅沢で最高のロケーションだ。


5時45分。


星空にヒマールが浮かび上がるまだ薄暗いころ、


ロッジを出発。


標高3200mを登るのだから、その一歩は容易ではないはずだ。


しかし、朝の新鮮な冷たい空気


空を見上げれば


ヒマールに浮かぶ星空。


そして下にみえる雲。


足取りも軽やかに頂上へ。


TOPへついたころ、空の色も桃色に蒼に紫・・・


そしてその山々を見た・・・・



maya & bhawana-プーンヒル



キレイ・・・・・。




maya & bhawana


なんてキレイな山々。


言葉を失い見惚れてしまう。


神々が住んでいるというのだから


キレイなのもうなずいてしまう。


澄んだ空と風にこの山々は今日の始まりを


告げる。




maya & bhawana



よし、来年は一眼レフを持って登ろう。