放課後等デイサービスでのフォイヤーシュタイン放課後等デイサービスから、フォイヤーシュタインのグループ・ワークの依頼を、チラホラと頂いています。ルーヴェン・フォイヤーシィタイン教授は著作の中で、グループ・ワークの好ましい点として「教師(媒介者)による適切な指導をグループで受けることによって、そのグループの多様性が拡散的思考を促進し、参加者の相互作用をより豊富にする」ということを挙げています。参加者の相互作用をどのように促すのか。ちょっとしたチャレンジになりそうです。
対称性の発見今日のフォイヤーシュタイン。点群の組織化で対称と非対称の話をしてから、身のまわりの対称な物と非対称な物を探してみました。私は『対称性の発見』は認知的にとても重要だと考えています。対称性を見いだす体験は、自分が見ている物は何か大きなものの全体の一部である可能性を考えることであり、それは既知の論理を拡張して適用できる可能性でもあるからです。
大発見!今日のフォイヤーシュタイン。「ひとつからグループへ」という教材です。グループを分割したり統合をしたりすると効率よくできる、ということを生徒が自力でついに発見しました。さらに、どうしてそれに気付いたのか、自分の考えもきちんと言語化できました。素晴らしい!!この教材は指示された数だけ図形を線で囲んで、グループを作る教材です。数の概念や複数の情報の片方だけ扱ったり、同時に扱ったりします。衝動性を押さえつつ取り組むことが必要です。
眼力ボード来週から通い始める生徒さん用に、跳躍性眼球運動のトレーニングに使う田村式眼力ボードというものを作りました。子供たちの事情は一人ひとり異なるため、理想的な教育的アイデアは現場で子供と対話することでしか生まれません。なので、ブレインジム、リズミックムーブメントそしてフォイヤーシュタインという地味なツール(笑)や、上の写真のような、効果がありそうだと思える道具を使って、目の前にいる一人ひとりの生徒と一緒に楽しく奮闘しています。★ラーニングクエスト学習センターのホームページはこちら★