tHe ACTor. -4ページ目

tHe ACTor.

クソみたいな日常の中で、
思ったり想ったり変哲もないウワゴト描く。
「【演じる】それは即ち【生きる】事。
 私は虚無で出来た【嘘憑き】です。」




嫌いな人は独り



世界観が変わった
十六年寄り添ってもらって 
慰めてもらった
親友で家族を失った   




悲しいときずっと側にいた 
泣きたいときには
必ず近くに行った


それは僕が中学生になって
ケンの髭が白くなっても
高校生になって
ケンの目が白濁しても

かわらなかった





去年の七月くらい
その年から僕は
16キロの片道をチャリで通うんやが
見送って来るようになった

外や家の景色を
味わうように凝視してるケンを見た



もう年やし分かってるんかなとか
ぼんやり思てた





アイツはずっと人間になりたかった
餌とかはおじいちゃんが
贅沢な物を作るし
つなぐ鎖もなく自由にしてたので
もしかしたら人間だと
思いこんでいたのかもしれない








もう、置いてかないでよ、
お前がいないと寂しいよ



飼っていた同い年の犬
亡くなりました。
家族です。