今日はバレンタイン ♪
映画「半世界」が1日早くみられるうえに舞台挨拶中継付 ってことで
ゴローちゃんに会える♡
舞台挨拶中継はなぜかこちらの劇場
画面が下に潰され横にのばされた感じになってて
キャスト全員太って見えました 笑
ゴローちゃんがみてたらNGだしそうだなと思うとくすくす笑えました。
紅一点の池脇さんも横に伸ばされ、白い服装だったから余計に太って見えてしまい
ゴローちゃんにいたっては、なんだか童顔になっててフィギュアスケートの宇野昌磨選手みたいになってました。
かわいらしい顔だけど
映画館の設定ミスなのかなーちょっと残念でした。
でもそんなゴローちゃんでも中継で見られて満足でした♪
30分ほど中継がありそれから「STOP NO MORE 映画泥棒」の宣伝だけ入り
ついに待ちに待った半世界が始まりました♪
昨年の今頃だったと思いますがそのあたりから、なにこの吾郎ちゃんの男臭くて渋い役はと
ものすごく気になってました。
おしゃれ、綺麗、かっこいいって吾郎ちゃんが、
田舎ファッション、汚れている、かっこいいけど男臭すぎる って感じに昨年公開された映画の写真からは感じたので
えーーーーーーーって感じでした。
でも同時にどういう感じなのかみてみたいって。
簡潔に感想を言うと
とにかくゴローちゃんのイメージが本当に覆されてこの殻を破った稲垣吾郎をたくさんの人に観てもらいたい!
そうおもう作品でした。
それと、とにかく美しい作品でした。
素晴らしい映画でしたね。坂本順治監督の作品は監督が誰かわからず香取慎吾君の「座頭市THE LAST」や「人類資金」など観てたのですが吉永小百合さんの北のカナリヤという作品や亡国のイージスなどなどなんか耳にしたことある作品を手掛けておりました。
私が勉強不足でどういう風景の映画を作るのかまったく読み取れない監督でしたので はじめてみるっていう気持ちで映画をみることもでき
素晴らしい作品を撮る監督なんだなと彼の他の作品も観てみたいと思わせてくれました。
期待をいい意味で思いっきり裏切るし、そしてとにかくふとしたシーンがとても美しく、また人間臭さ、友情、愛情、そういったものがぎゅっと凝縮された作品でした。
※ここからはネタバレ有 になります。読みたくない方はここでおわってください。 映画は本当にすばらしく面白かったので是非おすすめします
冒頭のシーン
光彦(渋川清彦)と瑛介(長谷川博己)の二人が登場。
山中で「ここか~」というような言葉を発し、タイムカプセルを掘り起こそうとしてるシーン。
後々、この物語の主人公 絋(稲垣吾郎)と瑛介がタイムカプセルの話をしてるシーンがあるのだが
その時私は何であの掘り起こすシーン二人なんだろうか、絋になにか起きるのかなって思いながら観ておりました。
この予想は当たっていたので後でびっくりでしたが何よりその衝撃が強すぎました。
瑛介が8年ぶりに故郷に戻ったところから話は進んでいくのですが
瑛介は自衛官を辞め離婚してきてなにやら闇を抱えているような感じです。
長谷川博己さんはかなりダークだったりアウトローな役も多く演じてきてるのですが
吾郎ちゃんの今まで見たことない役柄にさらに長谷川博己さんが加わることでこの作品はとても深みがでて本当に良かったです。
絋の妻初乃(池脇千鶴)の妻として、母として抱えるストレスの描写など
専業主婦をやっている人なら似たような経験を持っているのではないかなと思います。
私の場合、両親の介護で一時的に仕事に就けなくなり専業主婦のような生活をここ1年しておりますので
母が入院していて男しか家にいない間は、男性の気の利かなさ、全部女がやらないといけないの?というところでかなり苦労したので
初乃の苦労がよくわかりました。
何せ絋は亭主関白で、息子のこともわかろうとせず、妻の話もちゃんと理解してあげないダメダメ夫なところがありました。
普段 フェミニストな吾郎ちゃんからは考えられないですけど。
そんな絋をみて、ああ、この夫は女性の敵だ なんて思いながら映画をみました。
また息子の明くん(ちょっと草彅剛君に似てる気がします)が反抗期真っただ中で、
高校生の甥っ子と同居して世話をしている私には、なんかそのあたりの苦悩もここ1年特にありまして
そこでも初乃の葛藤がリンクする部分がありました。
子育てにも協力的な旦那が絶対にいいなんてあらためてリアルに思ったりするわけで
坂本監督はリアルをかなり表すことができる監督さんなんだろうなと思いました。
映画ってある意味非現実な部分はありますが共感を生むことって簡単ではないと思いますからね
地味なシーンでもすごく深く感じました。
私のお気に入りのシーンとしては、
絋 瑛介 光彦の幼馴染3人が海辺で毛布にくるまるシーン
仲睦まじくていいなーと思いました。
3人とも39歳の設定ではありますが男くさくて
いいおっさんなんですけどね。男の友情っていいなって思うことができほっこりした気持ちになりました。
また明は学校の友達にいじめられているのですが
その時に瑛介が助けてそのあと、防御術や、対処するためのちょっとした術を明に教え、
人の子供でも頭を殴ったり、厳しく接したりするシーンは
なんか人間味たっぷりで、だれも咎めない映画の中の世界は素敵だなって思いました。
瑛介の行動がきっかけで
明と絋
明と初乃の親子関係もいい方向に向上していくのですが
とある日、絋は炭を作る自分の工場で、お昼ご飯を食べている最中に
心臓が痛み抱えます。
恐らく心筋梗塞や心臓系の発作だと思いますが、
絋一人しかいなかったため、いつも通ると挨拶する火葬会社のおじさんが来るまで気づかれずに倒れているのです。
昨年私の母はくも膜下出血で意識をなくしていました。
意識をなくしたであろう数分後に私が気が付いて、早く発見できたことで母は助かったと思いますが
朝早かったのでもしあの時私が気づかず二度寝していたら、父親は孫を学校に送迎した後犬の散歩に行くのでおそらく2時間くらいは帰ってこなかったはずでそうだったらそのまま亡くなっていたかもしれませんでした。
絋のことはもちろんだれもが経験あることではないと思いますが自身の経験から絋も自分でなにか助けをよべていれば、
だれか側にいてくれれば状況は変わったんだろうなと思います。
ここまで書いているので大体わかっているかとは思いますが
そうです。絋は病院に運ばれるも翌日に亡くなってしまうのです。
冒頭のシーンに絋がいないことに違和感をおぼえていた私がもしかして死ぬの?なんて思ってたけど
映画を観ているうちにそういう話ではなさそうだなんて安心していたのですが
ここでまさかがやってきて、期待をうらぎられてしまうのです。
え?え?え?
何が起きたのって気分でいっぱいでした。
え?主役死んじゃうの?
え?これってそんなはなしだったの?
って超びっくりしそして号泣
初乃の悲痛な気持ち、息子明の悲しみ、幼馴染2人の悲しみ
すべてが伝染して私もかなり哀しくなりました。
葬儀のシーンが大雨がふっているのですが、この雨のシーンが本当に非常に美しいのです
無言の涙、悲しみの涙が雨によってあらわされているようで。
森の木が風に揺れるときの音を撮ったシーンがあるのですがそこもすごく素敵なシーンでしたが、
とにかく私はこの雨のシーンをみてこの作品ってとても美しいものだと思いました。
かなしさはあります。
でも非常に美しくもあります。
突然の病気、意識不明などは経験した人間からすると、だれにも起こりうることだと思います。
この映画をみて対策をたてておこうと思いました。
そういうふうにリアルに思えるのも、リアルがちゃんとある作品だからだろうなと思いました。
主要キャストはわずか5名ですほとんどがその5名の誰かのシーンなのです。
退屈することなく最後まで見ることができたのは
監督の作品力もありますが、役者陣の演技力が素晴らしいからというのも大きいと思います。
久々に映画を見た後に余韻から抜け出せなくなりました。
ものすごく素晴らしい作品です。
これをきっかけに吾郎ちゃんの挑戦する役ももっと幅が広がってまたいい作品をみせてもらえればなと思いました。
ゆりあじゅ★