悩みすぎて風邪引いて
考えすぎた結果
答えはすぐそこにありました。
今の学校を卒業したら
どこでこれから技術を磨くのか。
就職した途端自分の技術に
責任がのっかってくるのは
わかっているのだけど
この職業は二年三年で
完成するもんじゃないと
心から実感しています。
その上で、日本に戻るか
引き続き海外で技術を磨くのか。
まずは、現時点での自分の
理想とする管楽器修理職人とは。
私が目指している修理する対象は主に
大学生~一般のアマチュア(仕事しながら楽器は趣味で)の演奏者さん。
理由はアマチュアさんは
週に楽器に触る頻度が
中高生やプロの方たちより少ない上に
ある程度演奏経験があるので中高生向けの
修理レベル、60%、では正直………。
ってことでアマチュアさんも
プロの楽器を扱う人達の
ところで修理するのが1番だけど
プロの演奏家達の楽器整備が
優先されてしまうのではないか。
中高生と同じく一刻を争う
またその上技術もてっぺん、100%、に
届くような世界なので。
その結果、自分は主に
アマチュアの人達向けに
自分の修理の技術、また修理にかかる
時間を合わせて働きたいなと。
プロの楽器を扱うには
楽器の種類を絞りまくらないと
(例えばサックス修理専門、など)
人生が足りないけれど、
私は管楽器修理屋として
管楽器『全般』を80%以上の質で
修理したい。人生が足りるのならば。
アマチュアさんは週に楽器に
触る時間が限られてるからこそ
長い目でみながらメンテナンスは
しっかりしておかないと。
私の理想とする修理職人は
管楽器全般を80%以上の質。
そして、いつか自分のお店を持った時は
⚫管楽器修理
の他に
⚫簡易カフェ
演奏者同士のコミュニケーションや練習後のひと息のため
⚫改造楽器(家具などへ)
家に眠っている楽器を新しい家具として
持ち主の役に立たせたい
⚫週末のミュージックライブ
知り合いの楽器好きを集めて
ライブ形式のアンサンブル
なども手を出してみたい。
その傍…できれば、
⚫障がい者用の演奏サポーター開発
未だ健全者ようにしか製作されてない楽器を
体の不自由な方でも演奏できるように…
これが全部できるのならば
120%幸せな人生です。
きっと無理でしょう。
でも挑戦したい気持ちは
大事にするつもりです。
そして、できる限り
これらが可能な場所で
職人として生きて行きたい。
ここまで考えた時点で、
やはり活動場は日本🇯🇵かなーって。
しかし、『日本でお世話になった人達へ
今度は恩返しとして楽器の修理をしたい』
この考えはちょっと間違って
いたなと思うようになりました。
恩返しのために私は楽器修理をする
のではなく
楽器修理をしてたらそれが恩返しになるように。
似ているけど私の中では全然違う。
自分のやりたいことを
やりたい場所で……
すっかりヨーロッパの生活が好きに
そして、こちらの生活の中での
音楽の文化の在り方。素敵です。
こちらの文化の中で生きて行きたい反面、
自分の理想とする生活が送れそうなのは
どちらかというと日本。国籍が日本なだけに
いろいろと生きやすい。
長々と語った末、既に言ったとおり
答えはすぐそこにありました。
それは
できる限りこちらの音楽文化を持ち帰り
日本にはいない管楽器修理職人。
日本はない管楽器修理屋。
それが私の目指して進むべき道かなと。
きっと日本にいたら絶対
辿り着かなかった答え。
これからはこの道の上を
進むためにやることたくさんですが
地道にがんばっていきます。
今日はフルートのオーバーホール