好き勝手に生きる それには、スタミナがいる。

 

誰にも縛られずに生きるには、強さがいる。

 

でも僕は知っている。いつもいつも強くいられるわけではないっていうことも、大切な人に寄りかかりたい日があることも、そして人間として、社会の中で生まれたからには、愛を注ぐ(Someone to love)という能力の使いどころを確保する必要があることも。

 

フィットした場所で、愛せる人を見つける。そして、これからの日々にとってもフィットした考え方、新しい愛のカタチで生きていく。

 

いつかは・・・・。その日は、きっときっと、今なのかもしれないから。

これまでは、旅は、日常からの逃避だった。

だから、飛行機に乗り込んだ時に限りないワクワクと、全てを忘れて乱れようというガッツがあった。

でも今は、日常が、逃げ出すものじゃなく追求するものになっている。

だから、僕は、旅行が逃避じゃなくなった。

こんな変化思ってもみなかった。


だから、人生は面白い。歳を取るのってすてきなことかもしれない。
そんなに、悪く無いじゃないか。

何が起こるかわからない時は、期待と恐怖とがごちゃまぜになって、自分をがんじがらめにする。

踏み出した先にあるものを知るには、踏み出すしか無い。

安定と惰性と優越感ゲームは、もう要らないんだ。

僕は、僕の可能性を試すために、生きる。
その先に何があるかなんて、誰にも分からない。

一人で死ぬとしても、そこに妥協がなければ、きっと、満足できる。

その日まで。

あのころの夢は、君の望むすべてを

 

そんな歌を歌っていたのはいつだっただろうか。

 

自由になるはずが自分を縛っていた。

 

もうね、華やかなパーティーや自分を大きく見せるためのモノなんて、いらないんだよ。

 

インスタグラムのことを考えずに生きる人生がいい。

 

結局、だれも、人のことなんか気にしていない。

 

いいね!は1秒で終わる。そのあとはもうあなたのことなんて考えていない。

それが常。

 

僕は誰にどう見えるかじゃなくて、自分がどう思うかで生きていく。

 

だから、僕はサヨナラした。

 

かわいそうだけど、ひどいけど、このまま続けたらきっと僕は壊れてしまう。

 

そして過去に戻りたいと思い始めてしまう。

 

そうなる前に、自分の選択を正しくするために、この決断をしました。

 

”愛しているけど、自分のほうが大事。”

一番言いたくなかったセリフを、また心の中で繰り返す。

誰のことも、うらやましくない。

 

どうしたいのか、わからない。

 

絆? 幸せ? まったりとした休日?

 

そんなもの・・・・ほしかったのか?

 

セックスレス。 高価なもの。 浮気。 裏切り。 我慢。 絶望。

 

 

自由になりたくて捨てたものが、また近くに寄ってくる。

もしこれが人間関係のたまり場なら、僕はそれは欲しくない。

 

デートに行ってスマートフォンを取り出して、することがないからカフェに行く。

そんな時間の使い方、もうしたくないんだよ。

 

ごめんなさい。ごめんなさい。

 

でも、僕はもう同じ過ちを繰り返すわけにいかない。

 

何が欲しいか、何が欲しくないか、もう知っているんです。

みんなよりずっとずっと、自分を幸せにする義務があるんです。

 

たとえそれがだれかを傷つけても、僕は僕を幸せにしてあげなきゃいけないんです。

僕は、僕を生きる。

 

それが僕のミッションで、義務で、権利だ。

 

誰にも渡さない。

 

僕は、僕になる。

 

そして、僕にしか見れない景色を見る。

同じ空気、同じ人間関係、ずっとずっと続く無限ループ。

 

でも、それに窮屈さを感じたら?

 

きっと僕は落ち着くことができない人間。常に何かを追いかけて、追求していたい。

 

たとえそのせいで事故が起き、命を落とすとしても、それが僕の生き方なのだと思う。

僕っていう人間から、逃げる。

はしる、はしる。走って、転んで、見つけ出す。

いや、見つかるんじゃなくて裏側に行くだけ。
グッドナイトのコンセプト。

僕じゃない人になんかならないよ。
本当の僕なんていない。
全部が僕だから。

どれか1つなんて選べないから、どんな僕でいても、認めてなんて言わないから。ただ、僕が僕らしくいるのをダメだなんて言わないでね。君に見せるつもりのない顔だってある。

君が受け止められないほどの気持ちもある。

だから、それは、こっそり逃がしてあげる。野生の世界で生きていけるように。この子が夜道を駆けて好きなだけ羽を伸ばせるように。
みたことのある景色。

ないものねだり、夜のネオンサイン、満たされた笑顔。ブランド物のコート。

見たことがあるよ、来たことがある、デジャブみたいな。

僕はどうしてこんなに冷静なんだろう。

終わりを知ったら、何かが始まるとカウントダウンをするようになるって誰かが言っていた。カウントダウンはみんなが同じ限りじゃない。

全然想像もしていないことが起きて、きっと一本の道になる。

僕の知らない僕の感情に出会い、同じことを思う。いつか。
全てを取り替えて、新しい自分になる。

文字で書くとこんなに簡単なのに、そこにはとてつもない犠牲と感情の変化がある。そしてたいていの場合、嵐が過ぎ去るのを待たねばならない。
そりゃそうだ。
いままでずっと流れていた川をせき止めて、違う道を作って、上から下に流れていたのものの流れを変えるのだから。

でも僕は、それをやってみようと思った。

無謀と言われて笑われてもいい。
貯金が減ってもいい。

そうして手に入れた生活は、とても自由で、とてもエネルギーに溢れていた。あのまま諦めなくてよかった。こうして挑戦し、戦い続けて来て本当に良かった。

それを再確認する旅でもある。そして、もう一段知らない自分に、会いに行く。

それが僕の、バケーション。