福島第1原発事故を受け、食品の放射能検査を行う「京都・市民放射能測定所」が20日、京都市伏見区両替町9丁目に開設される。市民団体や東北からの避難者らが立ち上げた。消費者が持ち込む食品を検査すると同時に、市販の食品を自主的に検査し、データをインターネットで公表する。市民測定所の設立は関西で初という。 食品による内部被ばくを懸念する避難者や幼い子を持つ母親から「行政の基準や業者の公表データは不十分」という声が上がり、有志約20人で開設を進めていた。 会費や市民からの募金を基に約180万円で購入したベラルーシ製の測定器で、放射性セシウムや放射性ヨウ素などを調べる。持ち込み検査は有料で受け付け、約30分の測定で得たデータをその場で依頼者に説明する。 自主検査は当面、菓子などの加工品と魚介類を中心に行う。4月からの試験測定で関西圏の野菜はほぼ正常値を示したためという。 設立委の奥森祥陽代表(53)=宇治市=は「市民測定所は東北を中心に全国で80カ所に及んでおり、放射能拡散の実態把握につながる」と話す。 持ち込み検査は予約制で、1回5千円。年会費5千円を支払った会員は1回無料で、2回目以降3千円。予約は5月は20日以降の水曜午前10時~午後3時と土、日曜午前10時~午後5時に電話で受け付ける。検査実施日も原則水曜と土、日曜。問い合わせ、予約は事務局TEL075(622)9870へ。
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