こんにちは、gooです。
桜が少しずつ咲いてきたというのに、せっかくの土曜日だというのに、強風が1日中すごくて家にいても怖いくらいでした。
桜が散っていないと良いのですが・・・泣くうさぎ
 
一昨日の金曜日、仕事帰りに上野へ行って参りました。
目的は、東京都美術館です。夜は夜で雰囲気がありますね。

新国立美術館には仕事帰りの夜行ったことはありますが、東京都美術館に夜の時間に訪れるのは初めてなんです。

しかも最終入館時間に訪れるのは人生初!

 

 

東京都美術館に足を運んだ理由は、昨年から楽しみにしていた、「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」です。

ドイツのドレスデン国立古典絵画館が、フェルメールの初期の傑作《窓辺で手紙を読む女》の修復が完了したことを発表し、修復後の同作が所蔵館以外で公開されるのは、東京都美術館でのこの展示会が初めてなんだとか!

すごいですよね。

 

 

1月から公開予定だったのですが、コロナの感染者数増加に伴い2月に延期になってしまいました。

あれこれ過ごしていたら、もう終了間際になってしまい慌てて予約。

週末は絶対混むので落ち着いて鑑賞できないし、そう考えると行ける日が25日しかなく、なんとか滑り込みセーフです驚き

金曜日は」最終入館時間が19時30分までなので会社員にはありがたい限り。

(20時閉館のため30分前が最終入場時間)

 

 

19:00〜19:30という最終の枠で予約したものの、会社を出るのが予定より遅くなってしまい、ちょっと焦りましたがなんとか間に合いました煽り

予約しようとした時、25日は予約が全て埋まっていて半ば諦めモード。

時間を置いてまた予約サイトを開いたら、唯一最終の19:00〜の枠で1枚だけ予約可能だったので、奇跡的でした。

 

フェルメールの作品は、ポスターにもなっている《窓辺で手紙を読む女》の1点のみ。

他にはドレスデン国立古典絵画館が所蔵するレンブラントメツーファン・ライスダールなど、17世紀オランダ絵画の黄金期を彩る名作を併せて約70点紹介されています。

レンブラントも2作品のみでしたが、17世紀はオランダ絵画の黄金期と呼ばれているとのことで、今回観ることができて良かったです。

 

最終入館の予約枠だったので時間との勝負でもありましたので、観たい絵画や画家の作品を行く前に決めておいて、他はあっさりと鑑賞しました。

欲を言えば、もっと説明書きを読みたかった、他の作品もじっくり観たかった、などはありますが、今回の大目玉はフェルメールですから十分です。

 

ただし!!

《窓辺で手紙を読む女》の作品の前は人がごった返していて、遠くからでもどこにこの作品が展示されているか分かるほどの人の多さアセアセ

平日の夜、しかも最終入場締め切っていてこれだけの人ってことは、週末の日中なんてどれだけの人なのだろう・・・と予想もできないほどです(笑)

 

少し待っていたら前の方でじっくり鑑賞できたので満足でしたが、全作品見終わり1周したところで最後にもう一度フェルメールを観に行こうと思い20:00閉館ギリギリの19:50頃に絵画の前に戻りました。

少しはマシかなという程度に人が少なくなったくらいで、まだ大勢いました。

フェルメールさすがです拍手

 

二度目は少し遠目から鑑賞。

修復前の天使がいない壁のみの複製画と、修復された後の天使が現れたフェルメールの原作を見比べながら、光の魔術師と呼ばれたフェルメールの作品がいかに価値のあるものか実感しました。

明暗の技法や光の差し込み方など、やはり秀逸です。

 

そして修復前後については、修復前の天使がいない方が絵全体のバランスが取れているような気がして、どちらかと言えば私は修復前の方が好きでした

ただ、女性が誰からの手紙を読んでいるのか、そして手紙はどのような内容なのか、ということを推測するには天使の存在が必要だとすると、修復後の方が絵の説得力というか納得がいくというか。

修復前と後、どちらが良いかは非常に難しいですね。

 

何者かが天使を塗りつぶしたということですが、そこにはどんな意図があったのか、塗りつぶした人の考えもぜひ知りたいところです。

 

いつもスーベニアショップもスルーするので今回も立ち寄らず、19時台には退室でき、時間内に特に後悔もなく鑑賞できたので焦りはしましたが、満足な時間でした。

4/3まででもう日にちはありませんが、1枚1枚ゆっくり観たい・お土産も購入したいという方は、もっとお早めのお時間をおすすめします。

 

3年前にニューヨークに行った際に、メトロポリタン美術館やフリック・コレクション で、贅沢な程にフェルメールやレンブラントの名作を鑑賞できたことを思い出しました。

期間限定の企画展ではなく常設展で超人気画家の絵が鑑賞できる環境が日本にもあったら嬉しいなと思うのですが、そのような日常は果たして来るのでしょうか大あくび

 

次回の展示会はスコットランド国立美術館 美の巨匠たち です。

今回のレンブラントをはじめ、ルノワール・モネ・ゴーガンと豪華ですね。

4/22〜7/3までの開催なので、混雑しないような期間を狙って鑑賞しに行きたいと思います。

 

 

そして美術館に向かう途中で素敵な景色に遭遇しました桜桜

桜の木と、フェルメールと17世紀オランダ絵画展の案内板です。

 

 

まだまだかなと思っていた桜も、思いの外咲いていて、鑑賞後に夜桜のお花見をしました。

金曜の夜ですが、思ったよりも人が少なかったです。

 

 

並木道はまだ見頃じゃないか〜なんて思って歩き進めると、意外にも綺麗に見ることができました。

 

 

さらに、近くで観ると綺麗にそろそろ見頃を迎えるであろう桜の花々がニコニコ!!

 

 

 

 

夜だから気が付かなかったのですが、ブレていて泣けますガーン

絶景だったのになぁ。

 

遠くでみるとまだまだのように見えますが、近くで見ると満開と言っても良いのでは?と思うほど桜の一輪一輪が綺麗に花を咲かせていました。

本日日曜日は、曇りですが気温が上がるようなので一気に咲き出しそうですね!

日中に見たらもっと綺麗に桜も見れるんだろうな〜よだれ

 

でも、この時は夜ということもあるのか人もまばらですが、晴れると人も溢れかえりそうな予感。。。

どうぞ、密を避けることは頭に入れておいていただきたいと願うばかりです無気力

 

 

歩けないほどの密になるのはいろいろな意味で危険ですが、進行方向がちゃん決められています。

ルールを守らない人は警備員さんに注意されちゃいますからね物申す

 

 

満開じゃなくても十分きれいで、ゆっくり鑑賞できて嬉しかったです。

夜桜も雰囲気があって、また違う良さがありますしね。

やっぱり桜は日本人にとって特別なお花なんだなと身に染みて感じました。

 

夜だったのでフラッシュをたいて撮影したりもしたのですが、フラッシュあるなしでこんなに違うんだなっと発見目

 

【フラッシュあり】

 

【フラッシュなし】

 

フラッシュありはコントラストがはっきり出ていて、なんだか妖艶な感じがするのは私だけでしょうか?(笑)

 

最後に上野らしく、東京国立博物館と桜のショットで締めくくりです。

 

 
来週は桜も絶頂の見頃を迎えるのでしょうか。
近所の桜の木々が満開になると思うと、ワクワクします桜

皆様の地域でも桜が綺麗に咲きますように飛び出すハート

 

それでは、またバイバイ