
いまいまの会社に入って5ヶ月。
金融庁の事業免許のために質問票の回答書の作成、主筆をしてました。
内部統制、マネーローンダリング関係を主筆して頑張りましたが、いかんせん使用するシステムが法定要件を満たしてないことが分かり、かつシステムは海外にあって直接管理できないことが判明ていた。
正直、かなりヤバいと感じたのは5月の連休明け。
そして、6月に親会社の偉い人から特命で合弁契約の内容の整理、合弁契約解除のトリガー条項、解除後のリスクの洗い出し、会社設立後の取締役会議事録をリサーチしてどのような議論がされたかを洗い出すなど、6月7月の二ヶ月にわたり調査。
それと並行して事業免許申請の回答書の修正作業をリード。
正直、二律背反的な仕事で精神的に参りました。
そして今月初めに、金融庁から回答書の出来はよいが、参考資料の出来が悪い(つまり、私の入社以前の既存の社員の出来が悪い)と。そして、暗に申請を取り下げ圧力をかけられました。
その結果、親会社の命令で今の会社の合弁契約解除、すべての業務停止となりました。
来週からスタッフは順次、人事部と面談しグループ内転籍の準備に入り、早い人は10/1から転籍、一部の人は会社の清算業務に入り、清算終了次第、グループ内転籍となることが決まりました。
親会社の偉い人からの指示とはいえ、いまの職場の清算への情報収集という社内スパイ的な闇の仕事をしてきたので、複雑な心境です。
一応、親会社に忠誠を尽くしたということで、悪い処遇はしないとは言ってくれてますが…。
私的には、倫理観、職業観、適法性の観点から情報を集めたに過ぎないので、見返りを求めていません。
その点では、無欲で取り組んだ5,ヶ月でしたよ。