みなさん。よく考えてほしい。 

良し悪しは別として旧日本育英会時代から奨学金は学問探究の意欲があり、かつ家庭環境の金銭的な事情がある人が借りていたんです。今みたいにとりあえず大学に行きたい、でもカネがない…的な安易な生徒や親が借りるものではなかった。


なのに、猫も杓子も借りている。借りた限りは返さないといけない。当たり前のことです。

卒業しても返済できるだけのサラリーが見込めるある程度の会社に採用されるこどが条件です。

給付型が充分ないというのは、制度の問題で、あと財源が税金だったりするわけで、そこに矛先を向けるのは論点ずらしですな。


中小零細企業しか就職できないような偏差値55未満の私立大学やFランの大学に行って、卒業した時に300万もの負債を抱えて社会人スタートするなら、高卒で中小零細企業でスタートしたほうが負債がない分、よほど豊かな暮らしになるのではないだろうか。

大学でまなびたいならお金を貯めてから入り直してもよいのです。


みんなが進学するから行くのではなく、学びがあるから行くのが本来のありかたで、借りるの前提で進学するのは、国民総貧乏の原因だと思いました。

目的意識なく、惰性やなんとなくで行くところではないわけです。


そのあたりわかってないから、借金まみれでこんなはずではなかったとダブルワークする人が出てきて、困窮のスパイラルに落ちるのではないか?と思うのでした。