https://news.yahoo.co.jp/articles/6d3c4877fe8d3855d9d1d1b530aa7f7ba8ada242


教職不人気で加速する「教員の学力低下」の深刻度


とか、書かれていますが…。

公立学校の教員の質の劣化は今に始まったわけではないです。
ブラックな働かけ方をさせられているのはたしかにそうで、改善しなければならないのですが…。

いま、公立学校で管理職になっている、私と同世代の人間は、ちょっときつい言い方だけど、民間就職できなかった落ちこぼれ組的な感じがするんです。

私の年齢はバブル世代の最後の世代で、バブル崩壊後の就職難の初め頃でもあるんですが、安定を求めて、さしたる展望もないまま教員になった世代だと思ってます。

そして奇しくも国立大学の教育学部が教員免許を卒業要件にしなくなった世代でもあります。

私達世代は、前近代的な封建制的、徒弟制的な教員に育てられた最後の世代なので、暴力的で乱暴な一面を持っていると思います。

そこに写真のように、いまや教員の50%以上が偏差値50未満の私立大学卒となっているのですから、この20〜30年で教員の質の劣化は進んできたんだと想定されます。

退廃的で、無責任な教員もたくさんいるだろうし、事なかれ主義な教員も多いだろうと思うんです。

各地で問題になる生徒児童のいじめ被害、自殺問題に無責任さをさらす教員たちは、そんな中から生まれているのではないだろうか?

国家100年のため、子どもたちのために、しっかりした教員養成をしてこなかった、私たち世代より上の世代も含めて、見直すべき時だと思うんですよね…。

家庭教育も、地域連携も変えないといけない、無駄なPTAも潰すべきだし…。

大学の無償化もやめるべきだし、定員70%未満の私立大学は廃業させるべきだし。

本来的に生きるチカラを教えることが大事だとおもうんですよ。

精神的、メンタル的なケアをしながら、世の中で働くチカラを与えるのが公の教育のあり方ではないかと思うんです。

なのに食い詰めた学生がたどり着くのが公立学校の教員みたいになっているから、今の教育の退廃になっていると思うのでした。