シャープは2011年8月11日、電子書籍ストア「TSUTAYA GALAPAGOS」向け専用のタブレット端末としてきた「GALAPAGOS EB-W51GJ」「同 EB-WX1GJ」の OS を Android 2.3へ変更するシステム ソフト「Ver.2.00a」を公開した。当初7月25日より提供する予定だったが、当日になって延期していた。延期の理由は明らかにしていない。システム ソフトの適用方法や注意点などは、同社の Web サイトに掲載している。
同システム ソフトを適用すると、OS が Android 2.3に変わり、各種 Android アプリケーションが使えるようになり、各種 Android アプリケーションがプリ インストールされる。ユーザー インターフェイス(UI)などの操作体系も Android の仕様に準じたものになるが、従来の「デスク」画面をホーム画面に設定すると適用前と同じ操作感で利用できるという。TSUTAYA GALAPAGOS 用アプリケーションもバージョンアップされ、辞書コンテンツの購入と辞書機能の単体利用が可能になるなど、使いやすさが向上するとしている。
ただし、省エネ モードや手書き文字入力、PDF ビューア機能、mixi 用アプリケーション「mixi for SH」、Twitter 用アプリケーション「twit SH」など、使えなくなる機能がある。さらに、一度適用すると OS をユーザー レベルでは元に戻せない。
TSUTAYA GALAPAGOS は、シャープとカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が合弁会社を通じて2010年12月より運営している電子書籍ストア。当初、同ストアを利用するには GALAPAGOS が必要だった。しかし、2011年3月にシャープ製 Android スマートフォン、6月には他社製 Android 端末へ対応させ、段階的に開放してきた。今回は、GALAPAGOS を汎用 Android 端末へと方向転換することになった。
なお、TSUTAYA GALAPAGOS を共同運営している CCC は、6月30日に独自電子書籍販売サービス「TSUTAYA.com eBOOKs」を開始した。まず Android 端末向けサービスを提供し、今秋には iPhone / iPad とパソコン向けのサービスも始める予定だ。