私が以前に派遣社員として働いていた職場に関して書きたいと思います。私は以前からコールセンターで働いていた経験があり、ある職場でも電話を使った仕事を任されました。
それまでにもコールセンターで働いていたことはあるのですが受信業務のみでした。それが初めての発信業務ということで、最初は営業のノルマとかあるのかな、厳しくあたられるのかな、などと不安にかられていました。
そんななかで迎えた職場、蓋を開けてみると、これでお金をもらっていいのか?と思うほど楽な仕事内容でした。私がイメージしていたものとは違っていたのです。営業電話ではなく、ただ資料を送付してよいかどうかたづねるだけのの電話。一度断られたら引き下がってよい、というものでした。
コールセンターの発信業務の仕事では、ひたすらコール数をあげて、数打ちゃ当たる方式の厳しい仕事ではないかと思われる方もいらっしゃるかと思います。が、コール数は1時間に10件程度、その件数も資料を送付する件数も集計されていたのかどうかも怪しい管理でした。
日によっては、お休みなどと重なって、かけてもかけても繋がらない、もしくは断られることが多々重なりました。そんな時間帯は一度かけるのを中断し、次の指示があるまで待機している、といった感じになりました。待機時間が発生したとき、特に何もしていないのですが、給料は発生します。
今までやってきた受信のコールセンターでの仕事の場合、クレーム対応や、鳴り止まない電話地獄の日々でした。それを考えるとまさに天国でした。私たちのコールが一段階目で、その後営業の方が契約をとりにいく算段なのかもしれません。そういったことまでは派遣社員の立場では分かりませんが、もしそうであればもっと私たちにコール数なり、トーク内容であったり求めてよかったと思うのですが。
ただ私たちも所詮は派遣社員です。企業の業績が悪くなれば派遣社員は一番先にクビを切られる立場であり・・ですから、派遣された企業を改善していこうとする人はほとんどいないのが現状でした。中にはそういったエネルギッシュな方もいるかもしれませんが、そういった方は派遣社員ではなく、正社員になっていることでしょう。
ですから、その職場に派遣された私たちは正社員の指示に従い、のんびりとコールをしていれば十分でした。こんな楽な仕事はないと感じました。ものすごい低いハードルを課せられ、少し高く飛ぶだけで賞賛される。しかも待っているだけのときもお給料がもらえる、ある意味最高でした。
ちなみに待機時間の過ごし方は何もルールなどはなく、むしろ個人の時間に使ってよいと言われていました。ですから私はその時間を使ってエクセルやワードのスキルを学びました。ちなみに、現在はその職場を離れ、よりよい待遇の職場に移った今、そのスキルが活かされています。
そう考えると、派遣社員として働いたそのコールセンターでの仕事は、ただ単純に楽な仕事というだけではなく、自分自身を成長させることができた職場だったといえるかもしれません。もちろん、人それぞれではありますが、今になってみるとそのように感じています。
(楽な派遣の仕事の体験談 30代男性)
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