アラン・ケイジの徒然なるままに。

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先日、最新作のiPhone6およびiPhone6 Plusが発表されたが、これによりiPhoneの解像度は(これから販売するものに関しては)3種類に増えてしまった。

それくらいアンドロイドなら当たり前だよ、と言う人もいるかもしれないが、iPhone5sまでは大きく分けて2種類しかなかった。

2種類といっても、iPhone 5および5s、5cのRetinaワイドとiPhone4と4sのRetinaで、縦幅が僅かに違う程度であった。

5が発売する前には、iPhone4と3Gおよび3Gsで2種類の解像度が存在したが、iPhone4はiPhone3Gの等倍(4倍)の解像度であった。

その為、ユーザー体験は大きく損失する事は無かったのだが、今回は今までの2つの例とは違うのである。

iPhone5は640x1136、6は750x1334、6Plusは1080x1920と細かに縦も横も違うのである。

これによって、困るのは個人法人を問わず、アプリの制作、スマートフォン向けのウェブサイトを制作する人達だと思う。

iPhone 4や3のように等倍であれば、それほど苦労もなかったのだろうが、3種類共にまったく違うのである。

今までのiPhoneではありえなかった事が起こったのには、故前社長のジョブズの影響が無くなってしまったからに思う。

ジョブズはユーザー体験をすごく重視していたからこそ、解像度の細分化が起こらないようにいたずらにiPhoneの解像度を(技術的には可能であったとしても)上げたりはしなかったのだ。

私が懸念している事は、ユーザー体験が著しく損なわれないかという事の一点に尽きる。

あまり目立たないとは思うが、アプリやウェブで使われている画像にドットのギザギザが見えてしまうとゲンナリとしてしまうだろう。

昔はこんなんじゃなかったのに、と。

おじさんのように、昔をなつかしんで。