今、凄い本を読んでいる!!
その名は、落合 信彦 著 『モサド、その真実 ~世界最強のイスラエル諜報機関』という本だ!!

この本を読むきっかけとなったのは、最近観た映画『ミュンヘン』だ。
上司と観に行ったのだが、僕は、あまり中東の歴史的背景を知らず、エンディングの
二人の微妙な会話を捉え違えていた。その上司は、元々ジャーナリズム専攻だったので、
分かり易く、一つの側面から教えてくれた。
それは、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、共通の聖地でもある、エルサレムを囲み、ユダヤ教徒であるユダヤ人が支配し、そこに、イスラエルという国を勝手に建国してしまった。
その後、イスラエルからの出国を余儀なくされ、不満を持つイスラム教徒のアラブ人が集まる地域をパレスチナと呼ぶ。つまり、それ以降、ユダヤ人 VS アラブ人という構図が出来てきてしまったのが、俗に言うパレスチナ問題である。
あまりに簡単にまとめてしまい、専門家に怒られそうであるが、この地域の歴史的背景に
疎い僕には、分かり易い説明だった。。
そして、先程、紹介したモサドとは、このイスラエルの諜報機関で、世界最強と言われている!諜報機関?という人にも聞き覚えがあるのが、CIAである。これは、アメリカの諜報機関で、他にロシアのKGVがあり、世界3大諜報機関は、CIA、KGV、モサド、と言われている。
『ミュンヘン』に話しを戻すと、エンディングで、モサドの2人が会話をする背景に、貿易センタービルが写っているのだが、何故か??
それは、「この先も、アラブ人とユダヤ人が、戦い続け、9.11のような悲惨な事件が現実に起きてしまう事の悲しさ、そのやりきれない想いを、スピルバーグが、表したシーンなんだよ、きっと!」と、その上司が言っていた!
何で、アラブ人 VS ユダヤ人が、9.11事件と関係あるのか?鈍い僕には、分からず、またまた、上司に質問した。アメリカ経済の上層部には、ユダヤ人が多く、アメリカの富豪もユダヤ人が多いのは有名だ。つまり、アメリカ経済の中枢でもある貿易センタービルを潰すという事は、アメリカ経済の中心を握るTOPのユダヤ人達に対するアラブ人のテロリズムなのである!!
僕は、その説明に、今まで分かったフリをしていたこの事件の背景が、少し分かったような気がして、ナルホド!と、頷いてしまった!
さて、最初に紹介したこの本は、モサドの伝説的長官と言われている、イサー・ハントへの取材(しかも顔写真まで公表されている!?いいのか・・??)と共に、そんなこんなも含め、全て分かり易く説明されている。ちなみに、007がやっている事等、幼稚園児のレベルだ!と、この長官が言っている通り、想像を絶する特殊工作や、スパイ活動も説明されており、男だったら、間違いなく興奮する本だから、かなりオススメです!
では、色々な事を吸収して、明日も仕事を頑張るぞ~!!!!


