少々遅くなったがこの時期に思い出すのは、一昨年…2004年10月の亀有でのライヴだ。今回は当時書いていたblogでの感想を加筆・修正して転載しようと思う。
…そもそも当時のレポですら、12月31日から1月1日にかけてupした位の遅筆ぶりであった(笑)。
ライヴも良かったが、短い時間の中彼女と色々な話が出来たのが嬉しかった。目を見て話してくれるのが照れくさい、反面、見透かされているようで緊張した。しかし彼女の姿勢に色々学んだように思う。
あぁ、懐かしい。彼女は元気だろうか?いつも、出来るだけ彼女が笑顔で毎日を送り続ける事が出来ますように。
彼女の笑顔を曇らせる奴はケツバット100回な。
■ STAR☆10月の常夏娘。
─あの星になりたい…
空を飛ぶ飛行機を見上げる度に思う。
10月、私は今年3度目の星になる。
10月23日、羽田空港到着後そのままリムジンバスに乗り込む。約1時間程で亀有に到着。
そして降りた場所が、まさにリリオパークの目の前だった。お祭りなので人が多い。一瞬
「う……」
とたじろぎ、足が止まる。
しばらくパーク内に入るか入るまいかウロウロしていたが、ヲタもだちからすでに公園内にいると連絡があったので、公園内の彼のいる場所へ。
パーク入り口に貼ってあった『元ミニモニ。MIKAちゃん出演!』と手書きで書かれていたポスターが、愛情を感じてほほえましいと思うと同時に緊張を誘った。
携帯にぶら下げてあるストラップやリュックに下げてあるマスコットで、私はミカ目当ての客に見えない事もない。
だがあくまでここは亀有…ミカさん、いやTodd家のホームだ。今日にしろ明日にしろ私はヨソ者で、地元の人あるいはTodd家の知り合いの方等々に迷惑をかけてはいけないのだ。
なるべく目立たないようにコソコソ移動した。
ステージで繰り広げられているパフォーマンスをのんびり楽しんでいるうちに、いい雰囲気で日が暮れてきた。と、同時にミカさんの出番も近付いてきた。
…私は到着してからこの時間までビールを2缶空けた。ヨソ者と言う重圧感と約4カ月ぶりの女神の降臨の緊張感から、飲まずにはいられなかった。
ステージに向かって左の空に美しい月が昇っている事に気付いた時、ジョニートッドトリオの演奏が始まった。
私はJohnny氏の指先に見とれた。いつも私はJohnny氏の『魔術師の指』の動きに吸い込まれる。
江森さんのベースもロレンゾさんのドラムも素晴らしい。がしかし、彼らのアドリブの後申し訳ないがすぐJohnny氏に目が戻る。
トリオの素晴らしい演奏ですっかりいい気持ちになりはじめた頃、ミカさん登場。
制約がない現在、おそらく日焼けしているだろうと予想していたが見事的中。加えて、かなり外人さんぽくなっていた。
(だか彼女は何も変わっていない事が後々分かる)
☆1曲目
彼女のステージの幕開けは『Smile』。
川 ‘∀^儿<ふふっ
と言う笑い声が5月の時と違って低めの笑い声になっていた。
☆2曲目
『At Last』。おそらくこの曲が一時期伝説と言われた2003年9月5日かつしかで歌われた曲ではないだろうか?
☆3曲目
『You Took My Bress Away』。ミカさんオリジナルのパラード。5月にも歌われた曲。
この曲の歌詞、簡単な単語は何となく聞き取れる。ココロがキュンッとなるような内容っぽい。おそらくミカさんに『恋してる』皆さん(私含む)は痛いほど伝わるのではないだろうか…。
☆4曲目
『Roll The Daice』。これもまた5月にも歌われたミカさんオリジナル。
私はこのタイトルも曲も、そしてミカさんの歌い方もとても気に入っている。
☆En.
アンコールは『What A Wonderful World』。1曲目の『Smile』と共によく聞かれるスタンダードだが、今まできちんと聞いた事はなかった。今回のライヴで何て素晴らしい曲なんだろうと思った。ミカさんの美しい歌声がより一層名曲を引き立てる。
また『主よ、人の望みの喜びよ』を加えたアレンジが感動的だった。このthe johnny todd torio with MIKA(仮名) Ver.かなり好きである。
彼女の歌にはどこか『祈り』があるように感じる。……聴いていると優しい気持ちになれる気がする。
さてこのセットリスト、実は後日某公式サイトの動画を観て書き出したものである。そのため動画には入ってなかったトリオのセットリストまでは分からない…申し訳ない。
実際会場にいた私と言えば、自分の手拍子の音ですら邪魔に感じ、手も叩かずただひたすらミカさんの歌声に喰らいつくように聴いていた。ましてセットリストの記録やデジカ
メで撮影なんて全くする事なく終った。
そんな小さな時間も、ミカさんの歌声を聴いていたかった。
この日のステージはオープンな場だったせいか、子供─本来正当な(?)ミニモニ。ファンであるべき年齢の子達が予想以上に多かった。
ミカさんはすっかりミニモニ。から離れた大人の姿になっていたが、それでも
「ミカちゃーーん!」
と熱い声援をたくさん送っていた。…いや、一番熱かったのはあの子達ではないかと思う。
「ミカちゃんおかえりー!」
や
「アンコール!」
の声もノリもとても元気だった。
…ちょっと意外、と言うか…。
つまり、あのモーニング娘。のコンサート会場からヲタを外したら、純粋にあこがれを抱き続ける小さな“ファン”はまだまだいっぱいいるんだなと思った。
リリオパークで“ミニモニ。ではなくなった”ミカさんへ熱い声援を送っていた子達……ずっと私達と共に応援を続けて欲しいと願う。
10月24日、葛飾シンフォニーヒルズ別館5Fレインボーホール。
開場時間少し前に到着、エレベーターに乗ろうとしたが、少し満員気味だった。おじぎをして最後に乗り込み、扉側に体を向けていた。
背後、きちんと正装した紳士淑女の皆さんの中から話し声。
「今日はレストランじゃなくてホール借りて演るんだって。レストランじゃ狭くて」
「どうして?」
「ジョニーさんの娘さんも出るらしいよ…それで」
私は体が固まった。リュックのファスナーにパティシエミカのマスコットを付けていた事を後悔した。
そう、当たり前だが今夜もJohnny=Todd氏中心のステージ。それは分かっているつもりだが、あくまで亀有近辺ではミカさんは
『ジョニーさんの娘さん』
なんだと思った。
…そして先に述べたように、私は色々な意味でここではヨソ者なのである。
出来るだけ目立たぬように、迷惑をかけないように。…ここは亀有の人達のための空間。
この日はディナーショーだったので、まずコース料理が出た。マトモな会社員やめてから縁がなかったヒサブリのコース料理。上品で繊細な味がしてとてもおいしかった。お酒もほどよく入って幸せな気分になった。
食事が終わるといよいよライヴ開演。ディナーショーのセットリストは、ほぼ前日のリリオパークのものと同じだったように思う。特に違う点と言えばこの日はドラムのロレンゾさんがおらず“trio” with MIKAではなかった。
私の席はミカさんのすぐ目の前で、こんなに近くで歌うミカさんを観るのは初めてだった。最初こそドキドキしたが、次第に丁寧に想いを伝えようとする彼女の歌声に聴き入り緊張を忘れた。
ロスでの勉強は確実に彼女の力になっている。5月のステージよりもっともっと直接的胸にキューンと伝わってくるようだった。
ライヴ終了後、写真撮影や少し話す事が出来た。
私はJohnny氏とミカさんと3人での写真をお願いした。ところがおこちゃまファンが彼女にサインをねだり、なかなか手が空かない。申し訳無さそうに
川;‘∀^儿<ごめんなさい、ちょっと待ってて下さいね~
と謝るミカさん。外見こそ旅立った時より外人ぽくなっていたが、優しく人なつっこい笑顔は何一つ変わっていない。…いくらでも待ちますよ。
別れ際、 そっと腕をつかんで
川 ‘∀^儿<遠くから本当にありがとう
と言ってくれたのが嬉しかった…。
ママにも
「本当にありがとう」
とハグハグされた。
こうしてToddファミリーと笑顔で別れた。
2004年、3度目の東京への旅は終った。
スカイマークが私のホームタウンの星の海へ降りてゆく。
……私が星になったのではない、星に会いに行く旅だった。静かにかつ情熱的に輝く星よ、迷う闇を見守り導く星よ、希望を与えてくれる星よ。
また会いたい…きっと会えるはず。
また素敵な演奏が聴ける日が早く来ますように。たくさんの人に聴いてもらえますよう
に。たくさんの人達が彼らを、彼らの音楽を好きになってくれますように。
祈りをこめて。
…そもそも当時のレポですら、12月31日から1月1日にかけてupした位の遅筆ぶりであった(笑)。
ライヴも良かったが、短い時間の中彼女と色々な話が出来たのが嬉しかった。目を見て話してくれるのが照れくさい、反面、見透かされているようで緊張した。しかし彼女の姿勢に色々学んだように思う。
あぁ、懐かしい。彼女は元気だろうか?いつも、出来るだけ彼女が笑顔で毎日を送り続ける事が出来ますように。
彼女の笑顔を曇らせる奴はケツバット100回な。
■ STAR☆10月の常夏娘。
─あの星になりたい…
空を飛ぶ飛行機を見上げる度に思う。
10月、私は今年3度目の星になる。
10月23日、羽田空港到着後そのままリムジンバスに乗り込む。約1時間程で亀有に到着。
そして降りた場所が、まさにリリオパークの目の前だった。お祭りなので人が多い。一瞬
「う……」
とたじろぎ、足が止まる。
しばらくパーク内に入るか入るまいかウロウロしていたが、ヲタもだちからすでに公園内にいると連絡があったので、公園内の彼のいる場所へ。
パーク入り口に貼ってあった『元ミニモニ。MIKAちゃん出演!』と手書きで書かれていたポスターが、愛情を感じてほほえましいと思うと同時に緊張を誘った。
携帯にぶら下げてあるストラップやリュックに下げてあるマスコットで、私はミカ目当ての客に見えない事もない。
だがあくまでここは亀有…ミカさん、いやTodd家のホームだ。今日にしろ明日にしろ私はヨソ者で、地元の人あるいはTodd家の知り合いの方等々に迷惑をかけてはいけないのだ。
なるべく目立たないようにコソコソ移動した。
ステージで繰り広げられているパフォーマンスをのんびり楽しんでいるうちに、いい雰囲気で日が暮れてきた。と、同時にミカさんの出番も近付いてきた。
…私は到着してからこの時間までビールを2缶空けた。ヨソ者と言う重圧感と約4カ月ぶりの女神の降臨の緊張感から、飲まずにはいられなかった。
ステージに向かって左の空に美しい月が昇っている事に気付いた時、ジョニートッドトリオの演奏が始まった。
私はJohnny氏の指先に見とれた。いつも私はJohnny氏の『魔術師の指』の動きに吸い込まれる。
江森さんのベースもロレンゾさんのドラムも素晴らしい。がしかし、彼らのアドリブの後申し訳ないがすぐJohnny氏に目が戻る。
トリオの素晴らしい演奏ですっかりいい気持ちになりはじめた頃、ミカさん登場。
制約がない現在、おそらく日焼けしているだろうと予想していたが見事的中。加えて、かなり外人さんぽくなっていた。
(だか彼女は何も変わっていない事が後々分かる)
☆1曲目
彼女のステージの幕開けは『Smile』。
川 ‘∀^儿<ふふっ
と言う笑い声が5月の時と違って低めの笑い声になっていた。
☆2曲目
『At Last』。おそらくこの曲が一時期伝説と言われた2003年9月5日かつしかで歌われた曲ではないだろうか?
☆3曲目
『You Took My Bress Away』。ミカさんオリジナルのパラード。5月にも歌われた曲。
この曲の歌詞、簡単な単語は何となく聞き取れる。ココロがキュンッとなるような内容っぽい。おそらくミカさんに『恋してる』皆さん(私含む)は痛いほど伝わるのではないだろうか…。
☆4曲目
『Roll The Daice』。これもまた5月にも歌われたミカさんオリジナル。
私はこのタイトルも曲も、そしてミカさんの歌い方もとても気に入っている。
☆En.
アンコールは『What A Wonderful World』。1曲目の『Smile』と共によく聞かれるスタンダードだが、今まできちんと聞いた事はなかった。今回のライヴで何て素晴らしい曲なんだろうと思った。ミカさんの美しい歌声がより一層名曲を引き立てる。
また『主よ、人の望みの喜びよ』を加えたアレンジが感動的だった。このthe johnny todd torio with MIKA(仮名) Ver.かなり好きである。
彼女の歌にはどこか『祈り』があるように感じる。……聴いていると優しい気持ちになれる気がする。
さてこのセットリスト、実は後日某公式サイトの動画を観て書き出したものである。そのため動画には入ってなかったトリオのセットリストまでは分からない…申し訳ない。
実際会場にいた私と言えば、自分の手拍子の音ですら邪魔に感じ、手も叩かずただひたすらミカさんの歌声に喰らいつくように聴いていた。ましてセットリストの記録やデジカ
メで撮影なんて全くする事なく終った。
そんな小さな時間も、ミカさんの歌声を聴いていたかった。
この日のステージはオープンな場だったせいか、子供─本来正当な(?)ミニモニ。ファンであるべき年齢の子達が予想以上に多かった。
ミカさんはすっかりミニモニ。から離れた大人の姿になっていたが、それでも
「ミカちゃーーん!」
と熱い声援をたくさん送っていた。…いや、一番熱かったのはあの子達ではないかと思う。
「ミカちゃんおかえりー!」
や
「アンコール!」
の声もノリもとても元気だった。
…ちょっと意外、と言うか…。
つまり、あのモーニング娘。のコンサート会場からヲタを外したら、純粋にあこがれを抱き続ける小さな“ファン”はまだまだいっぱいいるんだなと思った。
リリオパークで“ミニモニ。ではなくなった”ミカさんへ熱い声援を送っていた子達……ずっと私達と共に応援を続けて欲しいと願う。
10月24日、葛飾シンフォニーヒルズ別館5Fレインボーホール。
開場時間少し前に到着、エレベーターに乗ろうとしたが、少し満員気味だった。おじぎをして最後に乗り込み、扉側に体を向けていた。
背後、きちんと正装した紳士淑女の皆さんの中から話し声。
「今日はレストランじゃなくてホール借りて演るんだって。レストランじゃ狭くて」
「どうして?」
「ジョニーさんの娘さんも出るらしいよ…それで」
私は体が固まった。リュックのファスナーにパティシエミカのマスコットを付けていた事を後悔した。
そう、当たり前だが今夜もJohnny=Todd氏中心のステージ。それは分かっているつもりだが、あくまで亀有近辺ではミカさんは
『ジョニーさんの娘さん』
なんだと思った。
…そして先に述べたように、私は色々な意味でここではヨソ者なのである。
出来るだけ目立たぬように、迷惑をかけないように。…ここは亀有の人達のための空間。
この日はディナーショーだったので、まずコース料理が出た。マトモな会社員やめてから縁がなかったヒサブリのコース料理。上品で繊細な味がしてとてもおいしかった。お酒もほどよく入って幸せな気分になった。
食事が終わるといよいよライヴ開演。ディナーショーのセットリストは、ほぼ前日のリリオパークのものと同じだったように思う。特に違う点と言えばこの日はドラムのロレンゾさんがおらず“trio” with MIKAではなかった。
私の席はミカさんのすぐ目の前で、こんなに近くで歌うミカさんを観るのは初めてだった。最初こそドキドキしたが、次第に丁寧に想いを伝えようとする彼女の歌声に聴き入り緊張を忘れた。
ロスでの勉強は確実に彼女の力になっている。5月のステージよりもっともっと直接的胸にキューンと伝わってくるようだった。
ライヴ終了後、写真撮影や少し話す事が出来た。
私はJohnny氏とミカさんと3人での写真をお願いした。ところがおこちゃまファンが彼女にサインをねだり、なかなか手が空かない。申し訳無さそうに
川;‘∀^儿<ごめんなさい、ちょっと待ってて下さいね~
と謝るミカさん。外見こそ旅立った時より外人ぽくなっていたが、優しく人なつっこい笑顔は何一つ変わっていない。…いくらでも待ちますよ。
別れ際、 そっと腕をつかんで
川 ‘∀^儿<遠くから本当にありがとう
と言ってくれたのが嬉しかった…。
ママにも
「本当にありがとう」
とハグハグされた。
こうしてToddファミリーと笑顔で別れた。
2004年、3度目の東京への旅は終った。
スカイマークが私のホームタウンの星の海へ降りてゆく。
……私が星になったのではない、星に会いに行く旅だった。静かにかつ情熱的に輝く星よ、迷う闇を見守り導く星よ、希望を与えてくれる星よ。
また会いたい…きっと会えるはず。
また素敵な演奏が聴ける日が早く来ますように。たくさんの人に聴いてもらえますよう
に。たくさんの人達が彼らを、彼らの音楽を好きになってくれますように。
祈りをこめて。