前回書いた、我が家が学校見学で、できる限りやっていたこと3つ。

 

(1) 生徒さんに「この学校の良いと思うところと、ここがこう変わったらもっとよくなるのになぁと思うところをそれぞれ教えてください」と聞く

 

(2) 道に迷ったら道を聞く

 

(3) 複数の先生に同じ質問をする

 

このうちの1番目について、今回、もう少し書きたいと思います。

 

(1) 生徒さんに「この学校の良いと思うところと、ここがこう変わったらもっとよくなるのになぁと思うところをそれぞれ教えてください」と聞く

 

これは学校の良いところ・改善できるところを聞くことができると同時に、生徒さんの学校への態度を透けてみることができました。

学校の先生がいないところで聞いているにもかかわらず、学校を気にしてか周囲を見回したり気にしながら非常におどおどと答える生徒さんが多い学校だと、何かあるのかな、と勘繰りたくもなります。

 

逆に、学校の改善点について自分の意見をしっかりと述べてくれる生徒さんが多い学校は、我が家としては好印象でした。

 

普連土では、「少人数で行き届いていてよいのですが、ぬるま湯で井の中の蛙だと思うので、もう少し外の世界を知りたいです」と大きな声で答えながら、横を通りかかる先生に「先生はどう思われますか?もう少し外を見る機会って増やせないんですかねー!?例えば…」と話す生徒さんは非常に印象的でした。

 

また、渋渋の、「皆が校舎内でスマホをいじってばかりいる。自由をはき違えている生徒が多いのは残念だ。自調自考と学校はというだけでなく、考えられない生徒には最低限のマナーは教えるべきだと思う」と、教員の前で堂々と言った生徒さんも印象的でした。

 

ご家庭によって考え方が違うのが当然だと思いますが、我が家では、周囲を気にして意見を述べられない学校よりは、建設的な意見であればそれを述べられる学校がよいと考えていましたので(独りよがりな不満を言うだけ、というのはまた別)、その点をいつも見るようにしていました。