本日は久しぶりに気持ちの良い

晴れた日曜日。

朝から愛犬のミニちゃんとお散歩へ行き、

午後もミニちゃんとパドックウォークを

楽しんできましたよ。

 

パドックには現在22頭の繁殖羊と

1頭の種羊が青草を食んでいます。

7月末あたりから出産シーズン突入になりますから

ぼちぼち臨月に入る子もいるわけで

そのおなかは徐々に大きくなっております( *´艸`)

 

昨シーズン生まれた食用子羊は、本日をもって

全員いなくなりました。

本当は1か月前にはいなくなる予定でしたが、

フライブロウ(ハエが背中に卵を産み付ける)の被害にあい

お薬をつけて処置をしたので

お肉にできない状態だったんです。

処方の仕方のほか、注意書きで

「使用後〇〇日間はお肉にしちゃだめよ」ってのが

あるからね。

今日、ホームキルへ連れて行った最後の3頭は

9月あたりに生まれた子でまだ1年たっていないから

肉としての名称は「ラム」です。

1年を超すと「ホゲット」と言われるのですが、

ファーマー的認識では年で管理する場合が多く、

ブッチャーや獣医は生えている歯の本数で年齢を見極める。

だからファーマーが「ホゲット」と思っていても

ブッチャーは「ラム」ということもあります。

 

さて。

うちで管理しているのは基本的に羊のみ。

時々、ご近所さんの牛も面倒見たりしますけど。

だから我が家のメインミートは羊のお肉なんです。

当然、タンも羊の舌。

これもおいしいけれど、私は牛タンが食べたい。。。

しかし、自分の所有の牛はいないので

牛タンはなかなか手に入りません。

 

タウンのブッチャーでは「ないよ」とあっさり言われる。

たまーに優しいスタッフさんが

「今週木曜日に〆る予定があるからその時来てくれれば

牛タンを売れるわよ!」なんて情報をくれたりします。

しかしながら、今日のニュージーランドでは

あまり牛タンはメジャーではなくなかなか購入できないのが事実。

 

なのでワタクシ、ホームキルのお兄さんに交渉してみました!

「あなたが委託された牛の舌、売ってください!」って。

すると「舌は捨てる部位だからお金なんていらないよ。

でも僕は牛を殺す機会は少ないんだよね。

だからタイミングが合えばキープしておいてあげるよ」と。

ブッチャーで購入すると舌丸ごと12ドルくらいかしらね。

でも多くのホームキル依頼の人は捨てるそうで。

 

で。今日。羊を連れて行ったら

牛タンキープしてくれてました~!イエイ!

なんと3つも~~~!( *´艸`)

もちろんお代はいらないと言われます。

なので、

「じゃあ、この羊の肉を受け取りに来る1週間後に

うちの蜂蜜2キロ持ってくるわ!」と

物々交換を持ちかけました。

そしたら、「来週も2頭殺す予定があるから

その舌もキープしておいてあげるよ!」って。

 

マジですかーーー!

うれしいーーーーー!

 

舌は冷凍しておけるから5つあっても平気です。

今日さっそく牛タン焼いて食べましたけれどね。

牛の舌は人間の顔くらいの大きさがあり

ひとつさばくと、4~5食楽しめます。

薄切りして焼くので調理時間もそれほどかからず

忙しいランチタイムでも牛タンランチできるので

お手軽で最高なんですよね~。

 

そんなわけで。

うちはしばらく牛タンまつり決定。( ´∀` )

 

ホームキルのお兄さんありがとう!

ホームキルをつないでくれた羊さんたちありがとう!

牛タンを捨てるというファーマーさんありがとう!

大きく育ってくれた牛さんありがとう!

そして、蜂蜜をせっせと作ってくれた蜂さんありがとう!

 

こんなアットホームな交渉成立する

ニュージーランドスタイル

やっぱり好きだわ~~~(*^_^*)

 

 

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