ショーテストデイが迫っているので
日照時間が極端に短いニュージーランド。
ニュージーランドではこれくらいの時期に
時々ミッドウインターパーティなるものが
開かれたりもします。
以前私が参加したのはご近所さんがひらいてくれたもの。
「クリスマスまでまだ半年もあるから
中間の今町内会で集まってキャッチアップしましょう」的な。
正直言うと日暮れがはやく寒い季節のパーティは
好きではないけれどたまにみんなで会うのは楽しいので
私やピーターは必ず行きますよ。
さて。
この週末行われたパーティも行ってきました。
でもこちらは誕生日パーティでした。
主催はボス、場所はボス宅。
誕生日ボーイは２１歳の子でした。
「２１歳の誕生日パーティなら若者がバカ飲みして
家中嘔吐物だらけになってしまうのでは？？？」と
考えてしまったわｗｗｗ
ボスは「大丈夫だよ。参加者はほとんどうちの
厩舎関係者だけだからね！」って。
うちの厩舎ってね、けっこう年齢が落ち着いているのです。
５５歳、５２歳、４６歳、４４歳、誕生日を迎えた２１歳。
他に週末ボランティアで来てくれるおじさん５９歳、
ピーター、ピーターのお姉さんとパートナー、ボスの父上とパートナーは
還暦前後から年金受給者の年齢。
ふむ。騒ぎようがないなｗｗｗ
というわけで。
ほのぼのしたホームパーティをすることになりましたよ。
うちのレタス畑にはわんさか
収穫時期のレタスがありますから・・・・
グリーンサラダ担当しました！
レタス３種、赤玉ねぎ、赤パプリカ、黄パプリカ、
にんじん、キュウリ、長ネギ、オリーブ、トマト、くるみ、
ゆで卵、セロリをわしゃわしゃ詰め込みましたよ～。
一緒に行った５５歳のパートタイムワーカーはポテトサラダ、
ボスの父上＆パートナーはマカロニサラダ、
ボスの母上はハムとケーキ、ボスはチキンとラムを準備。
ほぼクリスマスホームパーティだね( *´艸｀)
みんなが持ってきたプレゼントはテーブルの上へ。
バースディボーイのガールフレンドはプレゼンター。
包みをみんなの前でひとつずつ開けていくんです。
バースディボーイはよく笑う明るい子で、
反応がとってもよくてプレゼントをした人までも
ハッピーな気分にさせてくれます。
仕事で使うレインコートや手袋、
趣味の釣りで使うフィッシングロッド、
おしゃれ着用のポロシャツとハンチングハットなどなど
プレゼントも多種多様なものがそろっていて面白い。
アルコールのプレゼントがなかったのにはちょっと驚いたかな。
彼がこの厩舎で勤務し始めて半年。
彼の遅刻は数知れず。
電話しても起きないのです。
先日、とうとうすっぽかしをしてしまった少年。
「携帯電話で目覚めないのなら・・・・」と
考えた私からのプレゼントはアナログ目覚まし時計！
ところが、ケンブリッジには時計店が１軒しかなく
それもあと１週間後には閉店するので
店内には目覚まし時計が二つしかなかった。。。
電子音の静かな音が響く目覚まし時計を買いましたが
これじゃ起きれないだろうと思ったワタクシ。
私が昔使っていた強烈なベル音響く目覚まし時計も
ピカピカに磨き上げて包装しておきました。
秒針がチクタク言わない目覚まし時計、
こんなやつです。
マジ、強烈な音が響き渡りますよ。
開封したとたん、全員大笑いでした。
みんな彼が寝過ごしたこと知っているからね。
プレゼント開封も終わって飲みながら肉が焼けるのを待ちます。
食事時間までけっこうあり、
寿司を作っていってあげればよかったと後悔。
巻きずしはパーティではメイン料理を待つ間の
フィンガーフードとして扱われるからね。
食事が終わって間もなくするとデザート。
デザートはピーターのお姉さん（ボスのお母さん）が
特製ケーキを作って持ってきてくれたんです。
本人に見つかる前にキッチンで隠し撮りしたので
背景にサランラップなどが写りこんでいますが・・・
デビュー２戦目で１着をとったCURLYくんと
それをドライブした誕生日ボーイです。
ＣＵＲＬＹは３歳だけどまだ２戦しかしていません。
初戦は２着でしたが、ともに誕生日ボーイがドライブしています。
これを見て、２１歳の少年は泣きそうになっていました。
よっぽど嬉しかったんでしょうね！
でね、この写真、食べれるやつ～～～！
去年のクリスマスパーティではＧ１ホースのＫＡＮＧＯ君の
写真を使ってケーキを作ってくれたのですが
オーナーさんが喜んでしまい、家に持って帰りたいと。
なのでみんなで食べなかったんです。
ちなみにそのＫＡＮＧＯくんの両親は
ＣＵＲＬＹくんの両親でもあります。
でも、ナイフを入れるときに
「あーーー、僕、ＣＵＲＬＹ切れないよ～」って。
かわいいですよね！本当に！！
そんなこんなで私は夜の９時半くらいに
パーティをあとにしましたが、
とってもよい誕生日パーティでございました。
追伸。
来週からは寝坊するなよ！
と全員が心から思っていたことでしょうｗｗｗ