あゆおばちゃんは小さな賃貸物件を1軒持っています。

昨年、11月末にそれまで入っていた

コロンビアファミリーのお父さんが

亡くなったためが退去しました。

約2年前に大リノベーションした物件は

ほぼそのままで大変綺麗に使っていただいて

本当に感謝しています。

 

私が住むケンブリッジは

あまり賃貸物件が出ないので

すぐに新しいテナントが決まるであろうと

思っていましたが、ことのほか難航。

 

テナントを募集した時期が

ちょうどクリスマス前でしたから

ホリデーの終わるころ2月あたりに

決まるかと思っていたんだけど

なかなか決まらなかったんです。

 

私は、自分自身でテナントを探すつもりはなく

手数料を支払って不動産屋さんに

テナント探しを依頼していました。

不動産屋いわく、

「何人も家を見に連れて行ったんだけれど

決まらないんです。

皆さん、家は気に入ったと言ってくれるのですが

隣の家がものすごい汚くて警戒しているの」と。

 

私が住んでいたころから隣人の家主は同じ。

だからいい人ってことは知っています。

しかしそのころから庭は物置と化していたし

懸念するのもわかります。

 

隣家の家主Aはマオリ系おばあちゃん。

私が住んでいたときはAの娘B、Bの夫、Bの子供が

住んでいて荷物は散らかっていたけれど

きれいにしようとする形跡がありました。

しかしBが出て行ったあと、

もうひとりの娘Cが入ってきたのよね。

 

マオリの人たちって家族間のつながりが強い

イメージがあります。

悪く言えば、親を当てにする・・・?みたいな。

隣人はまさにこのパターン。

 

Aおばあちゃんちに転がり込んでいる娘C。

娘Cの子供Dも住んでいます。(孫Dとしましょう)

孫Dには子供が4人います。

一番上は小学校にもうすぐ行き始める年齢で

一番下は4か月。

誰が誰のご主人かわかりませんが男性も住んでいます。

総計10人が今現在住んでいますよ。

私の保有している3ベッドルームの家と

同じサイズの家に10人。。。

そりゃあ、荷物も多くなるだろうし

子供たちは庭で走り回っておもちゃも散らかすだろうね。

 

賃貸テナント探しを始めてすぐに

娘Bから連絡がありました。

「家を売ってほしい」ってね。

私はそれをお断りし、賃貸としてすでに不動産屋に

テナント探しを委託していることを伝えたんです。

それを見た娘Cは

「この家でこの金額は高すぎる!

私は隣でずっと住んできたから

この家がどれくらいの価格かしっている。

それに広告にガレージって書いているけれど

そんなのないじゃない。

誰かが来るたびに、あの家で人が死んだって

言いふらしてやるからね!」と

メッセージしてきたのです。

 

いやいや、価格はしっかり他物件と比較して

不動産屋とも相談して適正価格ですよ。

ガレージは広告のトップページにのっている

定型文でそう書いてあるだけで

説明をしっかり読んだら屋根付きのカーパークって

ことも理解できますよ。

人が亡くなったことは不動産屋さんは次の人に

告知する義務はないのですよ。

ましてや、心臓発作で亡くなったので

殺人事件とか悪いものではないんですからね。

 

私の家に行きつくには

Aばあちゃんちの前の道を

通過しなければいけないのですが

そこは法律上で共通の扱いになっています。

それに対し

「うちのヘイの位置をずらしてやる!」だって。。。

 

それはねえ、家主Aばあちゃんと私の承諾がちゃんと

なければできないことなんだよ。

 

娘Cはただの嫌がらせ状態だったんですよ。

 

なので、ちょっと危険に感じて

不動産屋さんにその旨を伝えに行きました。

すると不動産屋も

「私も昨夜、変なメッセージを受け取ったわ。

そういうことだったのね!

その娘Cは要注意だから、

お客さんを連れて行くときはもう一人エージェントを

連れていくことにします。

元テナントが亡くなったことは伝える義務はないんだけれど

もし娘Bが何かをしでかしたらと考えると

お客さんを連れて行くときにはそれも話しておくことに

なるかもしれないわ」

などとこちらも連携をとりました。

 

さらにこの嫌がらせがヒートアップする可能性も

考えて、警察にも行ってきました。

ことを荒立てる気はないので

警察でやってもらうことはないけれど

証拠を残しておきたかったのです。

次に、マオリ系のお祈り?お祓い?をお願いしました。

マオリの人たちは家で人が亡くなったときに

そういう儀式をするそうです。

わざわざ、マオリにしたのは

隣人の心がそのほうが落ち着くだろうと

思ったので。

 

嫌がらせヒートアップは懸念していましたが

その後娘Cは何も言ってきませんでした。

 

そして次に孫Dが連絡をしてきたんです。。。

孫Dは物腰が柔らかくとても真摯でした。

「今、おばあちゃんちに住んでいますが

賃貸物件を探しているんです。

お隣りならおばあちゃんやお母さんとも近くだし

安心できるので借りたいの。

主人の仕事は○○、私の仕事は○○、

私たちはとってもきれい好きで

きちんとお家もきれいに保ちますから」と。

 

いやあ、、、、、、

いい子だとは思うけれど、いいテナントになるとは思えんw

 

だいたい、Aばあちゃんちに転がり込む親族が

これだけいるんだからさ、

隣の我が家にこのファミリーを入れたら

他の親族まで転がり込んできて大変なことになるだろ!?

家の中だってAばあちゃんちや庭をみたら

同じくされるにきまっている!

 

そんなわけでずっと

「不動産屋に連絡してね。

私は個人的にテナントを決めようとしていないから」と

言い続けてきました。

その後も何度も連絡がありました。

「不動産屋に連絡したけれど何にも言われないの。

どうなっているの?」って。

 

知らんわ!と言いたくなったけれど

「クリスマスホリデーだから仕事していないんじゃない?

私はこの時期にどうなっているか聞きたくないのよね。

だってみんなホリデーなんだから

その辺はフェアに・・って考えているの」と返答。

 

賃貸物件の草刈りに行くとやはりまた聞きに来ました。

「不動産屋さんに以前話しをした時に

できれば小さな子供のいる家族は避けたいって

話しているの。それは広告には書けないことだから

不動産屋はあなたにも言わないだろうけれどね」と

子供お断りの話を少しだけしたら

「子供がいると家のダメージがあるってことは

わかっているんだけど、気を付けて使うし

綺麗にするわ」と粘ってきます。

 

ごめんよ、孫Dちゃん。。。

君がどんだけ素直でいい子かわかっているよ。

だけどさ、君の母親、、、、

どんなクソなことしたか知ってる?

隣に住んでいるクソ親問題もあるからね。

Aばあちゃん、娘C、孫D、

家族であれど、個人個人。

娘Cの悪事を誰かに言う必要はないからね。

 

こうして日にちが流れていき、

不動産屋が「猫は許可してもらえないかしら?

犬や猫連れで賃貸を探す人多くって。。。」と

言ってきたのです。

広告は「ペット不可」にしているので

内々に話して猫OKにしてもいいと打診しました。

すると今度は「小型犬はどう?」って。

「躾次第ですねえ。

本当は子供もペットも嫌だけど、

親次第できれいに家を保てるかどうか決まると思っています。

なので、「人によりペット可」ってことかしらねえ」と

難しい注文を突きつけるワタクシ。。。

 

たとえ数か月間テナントが入らずとも

変なテナントがすぐ入るより

良いテナントが後から入ってほしいという

気持ちは変わりません。

 

そして不動産屋さんから連絡がありました。

「今、借りたいという女性を家に連れていくんだけど

忙しくて二人では行けないんです。

私一人で行くことになりそうだから

良ければ来てくれませんか?

この女性、かなり積極的に考えているみたいです。

でも、小型犬がいる家庭でして。。。」と。

なので直接会ってみることにしました。

57歳のこの女性、かなりしっかりしていそうです。

聞くと18歳の孫と暮らしたいそうですが

お孫さんはちょっと知恵遅れ。

小型犬は14歳ということ。

 

知恵遅れのお孫さんのことは心配いらないでしょう。

前のコロンビアファミリーの息子さんも実はそうでした。

小型犬も14才ならすでに落ち着いている年齢。

 

隣人は家族が多く荷物だらけの庭で

だらしないイメージはあるけれど

家主のAばあちゃんはとっても良い人だからとも説明。

「大丈夫。隣の庭を見なければいいだけだもの」という女性。

子供たちがいつも庭にいて時々声が聞こえると思うけれど

それは平気なのかも聞いてみたら

「子育て経験があるから騒ぐのは知っているわ。

子供の声なんてへっちゃらよ」って。

そっか。

私は子供の奇声がうるさくて仕方ないって思っていたけれど

子供を持った経験のある人は

そういうのはあまり気にしないのかあ。。。

 

なので、こちらの奥方に決定!

契約は2月末にすでに終了しました。

住み始めるのは1カ月先の3月末って。

いいよね。

計画的に引っ越しを考えれる人ってことで。

 

そんなわけで、

この週末から新しいテナントさんが住み始めます。

が。

契約後、テナントさんから連絡があり

「突然、うちの犬が死んでしまったの」と。。。

 

もしかしたら、

「パピーを迎え入れることにしたわ!」と

言い始めるかも!?

そしたら床やカーペットのダメージは間逃れないだろうなあ。。。

とまあ、

まだまだ不安材料のある賃貸物件テナント探しのお話でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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