今日はピーカンのケンブリッジ。
一日の中に四季があるといわれる
ニュージーランドですが
ケンブリッジは海のない内陸なので
その気温差は他より激しいと思います。
お昼近くなってくると気温がぐんぐん上昇。
12時に帰宅してすぐにお着換えですよ。
ナツオンナのあゆおばちゃんは
もちろんタンクトップと短パン、
そしてジャンダル姿です。
さて。
本日は、パドックのうんこ拾いをしました。
畑に入れる肥料を作らないとね。
うんこがフレッシュだから少しねかせて投入したい。
ちょこちょこと時間があるときにやっておかないと
いざというときに使えないものね。
羊たちには青草のパドックを開放。
草丈がベストです!
羊は短い丈の草が好きなんですよね。
一心不乱に草を食べまくっています。
群れの中に入って羊のチェックをしていると
哺乳瓶で育てられた子が人懐っこく寄ってきます。
大家さんの12頭のうち、
5頭くらいはつねに寄ってくるけど
食べ物を持っていないとわかるとすぐにいなくなる。
彼らは全員男の子だから将来お肉になるので
それほど寄ってこなくてもいい。。。
かわいがりすぎると情がわくからさ~。
食べ物がないとわかっていてもやってくるのは
やっぱり特別に育てられた子です。
特別に育てられた子ってのは母親の育児放棄にあった子たち。
古い子でビッグマミー。
ビッグマミーはあっさりとした性格なので
気分で寄ってくる日があるけれど
基本的に触らせてくれません。
育児放棄ではないけれど
哺乳瓶で育ったミスナイン、ミスエイトは
寄ってきてひとなでだけさせて
消えていきます。
ご挨拶に来るって感じね。
生後二日目で育児放棄にあったメアリーは
ほんと、よくやってくる。
頭や背中を撫でまわすけれど
おっぱいのほうを触ると逃げていきます。
この子はとっても気持ちの優しい子です。
つかず離れず、人間大好きなこの子の性格が
大好きだわ~。
そして、生後すぐに育児放棄にあったベンディは
パドックにいると後ろを引っ付いてくる状態。
甘えたくて仕方がないのよね。
今後のためにおっぱいのほうまで触らせる練習を
今からすることにしました。
というのも、もし彼女が妊娠したら。
子羊とおっぱいをシェアしたいなあって思っています。
プロデュースするおっぱいのおすそ分けをもらい
シープミルクのチーズとか将来作ってみたいの。
そのためには簡単におっぱいを触らせてもらえる
環境を今から作っておかないと!
あゆおばちゃんがせっせとうんこを拾っていると
そんな時に、ちょこっと様子を見に来るのが
ビッグマミーなの。
「ちょっと、そこの若いの。
そっちに美味しい草はあるのかい?」byビッグマミー
小一時間、うんこ拾いをしていたけれど
ミニとベンディはまだ日陰にいます。
ぐうたらちゃんたちね。
私が近づくとリアクションを見せる。
ミニちゃんはおなかを見せて「かまってー」と言うし、
ベンディちゃんはミニちゃんが動きを見せると
「なに?なに?なんか楽しいことあるの?」と
寄ってくる。
昨日より、ミニちゃんとベンディの距離が縮まりました。
他の羊とはこんなに近づけないよ。
これほどなつく羊ですが、
知能はそれほどないのでコマンドを聞き分けることはできません。
ミニちゃんをコマンドで座らせて
偶然ベンディが近くに寄ったところを写真撮影。
そこそこ、かわいく撮れたかしらね?